中古で揃える富士フイルムカメラと中華マニュアルレンズのおすすめ(予算3万3千円〜5万円)
ここのところ(2019年末くらいからかな)、
サブカメラに「FUJIFILM+中華MFレンズ」の組み合わせを楽しんでまして。
なんだろね、なんかマニュアルレンズって楽しいんですよね。
ピントをゆっくり合わせる作業とか、なんか楽しい!
実際のところ超不便だし、予想外の動きをする子供を撮るのは大変だし、
家族の日常の写真を撮ろうと思っても間に合わないことも多いし、
散歩しながらちゃっちゃか撮るの超絶難しいし、
中華レンズだとホワッとしちゃう部分もあったり(まあこれは好みだけど)、
でも、でも、なんか楽しい(3回目!)。
そんなわけで、以下、中古で揃える富士フィルムカメラと中華MFレンズのおすすめです。
カメラボディのおすすめ
1)FUJIFILM X-T10
最近、サブカメラのメイン(ってのもよく分からん話だけど)によく使ってる、
FUJIFILM X-T10。とにかく小型で軽量コンパクト。
2015年発売のカメラってことで、かなり古いんですが、MFで使うなら全然余裕。
MFで使う時に右手でクルクルのボタンを押すか回すかすれば、
EVFが拡大して簡単にピントが合わせられます。
MFの場合はフォーカスピーキングとかデジタルスプリットとか使えるけど、
最近はもうそういうのなしでやってます。
目測で距離を大体見ておいてレンズの指標であらかじめ合わせておいて、
最後にちょっと拡大+目視が一番早い、気がする。
自分が買った時は中古で2万円以下で買えたんだけど、
最近はまた値上がりしてて3万円前後くらいですかね。
関連記事:FUJIFILM X-T10とNEEWER 35mm F1.2を買いました!
2)FUJIFILM X-T1
X-T10の次に買ったのがX-T1。
これはさらに古い2014年製。
こっちのがちょっと大きくて重くて、でも手にはよく馴染むサイズ感。
X-T1はX-T10と比べて、性能はほとんど変わらないんだけど、
EVFがめちゃくちゃ見やすい。倍率が高いっていうの?
拡大しなくてもいきなり合わせられるレベル。
なのでX-T10を奥様に貸し出しして、自分はX-T1を使ってたんだけど、
最近はもっと小さい方がいいなーってのと、
新しいカメラだとEVFもっと見やすいかなーってことで、
2023年からはX-E4を導入しました。
X-T1も自分が買った時は中古で2万5千円くらいで買えたんだけど、
最近は値上がりしてて4万円前後くらいですかね。
関連記事:今さらだけどFUJIFILM X-T1を中古で買いました!
中華マニュアルレンズのおすすめ
1)7artisans 35mm F0.95
APS-Cだけど、脅威のF0.95。明るい!ボケる!
フルサイズ換算約50mmのレンズ。
このスペックでAF付いてるフルサイズだったらって考えると、
今ならどデカくて超重いレンズになっちゃうわけで、
もうそんなの持ち歩けいないわ〜ってなってしまいました。
その点、このレンズは小さくて軽い。素晴らしい。
ついでに安い(中古で2万3千円だった)。
しかしピントが薄い!
開放だとピント合ってるのか?合ってないのか?みたいな。
ふわっとした写真が撮れます。
動く子供の写真はかなり難しい!
けど、ハマると最高。
これがそもそも中華レンズなかなかいいなーってなったきっかけ。
いや、そのもっと前からキャノンの一眼用とかソニーのα7用とかで使ってたけど、
最初は楽しくてハマるんだけど結局売っちゃって。
でもこの7artisansはなんか一味違って気に入って使い続けてます。
レンズ紹介記事→七工匠 7Artisans 35mm F0.95 のレンズを買いました!
サンプル写真とかは→#7artisan35mmf095
2)TTArtisan 35mm f/1.4 C
そして最近一番気に入ってるのが、TTArtisan 35mm f/1.4。
これがめちゃくちゃピントが合わせやすい!
さっきのやつはF0.95なので開放はかなりシビア。
その分めっちゃくちゃボケるんだけど、子供撮ってたら半分くらいピンボケ。
ところがこっちはF1.4と控え目な分、開放からバシバシ合います。
動きのある写真もかなり撮りやすい。
現代のレンズなのに若干のオールド感もあって、
ビシバシ!って感じじゃないのもいい感じ。
そしてめちゃくちゃ小型で軽い。機動力抜群。
ちょっとしたお出かけに全く苦になりません。
奥様はこのレンズをX-T10に付けて愛用してます。
しかもこれ新品でも1万円くらいです(中古で6千円くらいで買った)。
レンズ紹介記事→銘匠光学の単焦点レンズ「TTArtisan 35mm f/1.4 C(富士フィルムXマウント)」を買いました!
サンプル写真とかは→#TTartisan35mmf1.4
3)TTArtisan 23mm f/1.4 C
さっきのが35mm(換算約50mm)だったわけですが、
こっちは同じメーカーの23mm(換算35mm)。
50mm標準レンズよりも35mm広角レンズ派の人はこれですね。
これもピント合わせしやすいレンズ。
フォーカスリングを回す時の感じはこれが一番いいです。
ちょっとした散歩にも最適。
子供と一緒に散歩する時によく活躍します。
換算35mmは家族で一緒に歩くのに距離感がちょうどいいですね。
50mmだとちょっと離れて撮らないと画角に収まらないんで、
35mmはなかなか万能(しかもこのレンズ最短20cmまで寄れる!)。
レンズ紹介記事→銘匠光学の単焦点レンズ「TTArtisan 23mm f/1.4 C(富士フィルムXマウント)」を買いました!
サンプル写真とかは→#TTartisan23mmf1.4
まとめ
オートフォーカスレンズは、なんせオートなわけでやっぱり便利。
一方のマニュアルフォーカスは、自分の身体使って写真撮ってるぜーって感じがして、
全く違う楽しみ方ができますな。
最近はというかここ1年くらいは中古カメラは値上がり傾向にあるけど、
このくらい古いカメラ+中華レンズなら予算3万3千円〜5万円くらい。
フルサイズ機+オールドレンズだとこの予算じゃまず無理なので、
富士フィルムのカメラはかなり気軽な感じがいいですね。
サブ機として遊ぶのもいいし、マニュアル入門編としても面白いかもしれません。
ちなみにこの値段なんで、まぁ壊れてもいいっか!
って子供に持たせても面白いです(いや、実際そうそう壊れないけどね)。
我が子、マニュアルでピントを合わせるのが好きみたい。
子供と一緒にカメラを楽しめるってのもいいですね。
その他のフジ用おすすめレンズは「富士フイルムXマウントの35mm(換算53mm)単焦点レンズおすすめ5選」をどうぞ。
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