メモアプリを使うのをやめました

iPhoneが初めて登場した頃に、これこそ便利だ！と思ったツールの一つが、
スマホとPCで書いたものが自動にクラウドで同期してくれる「メモアプリ」。
例えばEvernoteとかMicrosoft OneNoteとか、いろいろありますよね。

どれが使いやすいかなーと色々なアプリを試したり、
こんな使い方は便利じゃないか？とかいろいろ考えたりで、
実に10年近く使ってましたが、スパッと使うのをやめました。

最近、当たり前にやってたことを次々とやめてみる実験中。
で、どうしたのか？ってな話ですが、
Gmailを使ったシンプルな方法に変更しました。

メモはGmailの下書きを利用するだけで十分だった！

上の画像は最近のワタクシのPCのGmailの画面。
下書きフォルダの中身です。全部アイデア帳か企画書。
メールの下書きって、そもそも使わないんで、いつも空っぽだったんですよね。
あ、だったらここにメモすればいいじゃん！って。

スマホアプリからでもパソコンからでも自動で同期するし、
新規作成⇒メモを書く⇒閉じる（勝手に保存される）っていう手順も簡単だし、
検索は当然のように賢いし（だってGoogle様ですから）、
ラベル分けも出来るし、あれ？これってメモアプリに必要なもの全部揃ってるわ！

Gmailの下書きをメモアプリにする手順

新規メール作成
メモを書く（タイトルは後でパッと見で内容が分かるように）
新規メール画面を閉じる（勝手に保存して下書きに入る）
ラベルを作成してテーマごとに振り分ける（ドラッグするだけ）
探す時は下書き内を検索する
上書き・追記する時はメールを開いて書いてまた閉じる（自動で保存）
不要になったらメールを削除

まあ普通のメールの操作方法と同じですわな。
もちろんスマホアプリでもパソコンと同じ。

書く！そして閉じる！

自動で下書きに保存される！

ワンツースリーでラベル分け画面へ！

ラベル分けする！
めんどくさかったらあとでパソコンでやってもいい（その方が楽）。
以上！

Gmailの下書きがメモアプリとして素晴らしい理由

アプリがサクサク動く
操作手順が簡単、手数が少なくて済む（1.新規作成 2.書く 3.閉じる）
写真も添付できる
リンクにはURLが自動的に埋め込まれる
ウェブページもコピペでHTMLごと貼付けられる
ラベル分けが簡単
検索ですぐに見つかる
Gmailは容量もたっぷりあるから消す必要も無い
人にメールで送るのも簡単
PDFに書き出すのも簡単
他のアプリを試す無駄な時間が減る
iPhoneからアプリが一つ消せる
月間アップロード容量とか気にしなくて良い
なんと言っても無料

なんだかいいことだらけだなー。
音声メモとか手描きメモとか複雑なことはできないけど、
まあそんなのが必要な人は専用アプリ使うだろうから、
テキストオンリーだったらもうこれで十分すぎる！

メモアプリを使うのをやめた理由

メモを見返すことが無い！

やめた理由は、そもそもメモを見返すことがほとんど無い！と気づいたこと。
元々、普段の生活でメモを取らないんだけど（自分用の筆記具すら持ってない）、
主にアイデア帳としてのオンラインメモはよく使っていて。

で、こないだ7年分のEvernoteを見返してみたんです。
そしたらほとんどは意味ないこととか、不要なものばっかりで。
「いつか使うかも」「便利な時が来るかも」みたいなクリップが大半。

ただ、その中に、同じアイデアを何回も何回も書いてあることがあって、
だんだん精度が上がってるやつとか、とんちんかんなままなやつとか、
何年か後に実際に形になったものとか、途中で頓挫したやつとか、
同じアイデアの別バージョン書きかけ企画書みたいなのがたくさん。

アイデアを熟成させる為のメモは必要！

アイデアって、ひらめいたらすぐメモして、一旦忘れて（熟成して）、
また同じアイデアを何ヶ月か何年か後にひらめいて、
またメモして熟成して（以下、何度も繰り返し）、っていうのの結果、
何度目かで上手くいった！みたいなことがよくあって
（実際はメモしたことすら忘れてるので、自分ではひらめいてすぐ上手くいった気でいるんだけど）、
この熟成させる部分はけっこう大事なんだろうなーっと。

大事なアイデアはいちいち見返さなくても（熟成してるだけでOK）、
それが自分にとって必要なことや重要なことだったら必ず後に形になる！
もうメモを取る重要性って、この為だけだな！と思ったので、
これならGmailの保存でいいや！ってなことになりました。
自分の場合、メモっていうか企画書だね。