スーパーの安いコーヒー豆を3割増しで美味しく飲む方法
スーパーでよく売ってる200gで500円以下くらいな安いコーヒー豆。
スペシャルティコーヒー豆専門店へ行けば、
安くて100gで600円〜1000円、COE豆だと100gで1500円〜とかなので、
(2kgで2374円とかすごいのもあるけど)
そりゃもうスーパー的価格ならスーパー的お味なわけですけど、
これをなんとかして美味しく飲む方法はないものか?
と、どうでも良い事を考えてみました。
こないだ自分で手網焙煎したやつと、安いやつを飲み比べる機会があったんだけど、
安いやつでもちゃんと手順を踏めば、3割増くらいにはなるなぁと。
鉄則1:コーヒーは必ず「豆」で買う
こりゃもう絶対条件なんですけど、必ず「豆」で買います。
「粉」になった時点で、どんどこ美味しさは失われていくので、
買うなら豆のままがダントツでオススメ。
なるだけ焙煎したての新鮮なやつを選びたいところです。
鉄則2:買ったら豆を全部拡げて「ハンドピック」
コーヒー豆って焙煎した後に、手作業で欠点豆と言われるダメな豆を取り除くんです。
欠けてる豆、割れてる豆、中がすっかすかの豆、変な形の豆、焼けてない豆などなど。
この作業をする事で、美味しくないエキスが入らないようにしているわけです。
スーパーの安い豆は欠点豆がけっこうそのまま入ってます。
そのまま挽いちゃうと美味しくないエキスも抽出されてしまいます。
なので、まず買ったら手作業でダメな豆を取り除きます。
200gの袋だったら、たぶん片手じゃ持てない位こういうダメな豆が出てきます。
そのくらい美味しくないやつが入ってるってことで。
やっぱり食品ですから、手がかかってるかどうか、というのはとても大事。
鉄則3:コーヒー豆は飲む直前に挽く
コーヒー豆を挽く時は、ギリギリ飲む直前です。
挽いてからお湯を湧かすとか、もう絶対ダメです。
カップラーメン3分待ってからトイレ行くのと同じ位ダメです。先に行っといて!
お湯とかカップとかドリッパーとか全部準備が整ったら、最後に豆を挽きます。
コーヒーミルは何でも良いと思います。
いや、ほんとは何でも良いわけじゃなくて、ミルの性能で味は全然変わる!
電動・手動、プロペラ式・臼式、セラミック刃・ステンレス刃、
選択肢はいろいろありますが、
ほぼほぼ美味しさと価格は比例すると思います。
うちでは電動のウィルファスヴァートアロマを愛用してます。
早く綺麗に挽けて美味しい、そして価格も機能からしたら安い!
関連記事:電動コーヒーグラインダー「wilfa(ウィルファ)のSvart Aroma」を買いました!
鉄則4:コーヒー豆、注ぐお湯の量、抽出時間はちゃんとはかる
ちゃんと量るとなぜ美味しいかと言うと、
自分の中の好みがはっきりと数値で分かるようになって、
毎回コーヒーの抽出がブレないようになるからです。
コーヒー豆12gでお湯が180mlの時と200mlの時なら、どっちが好きか。
コーヒー豆を14gにした場合はどうか。2分で抽出と3分で抽出ならどうか。みたいな。
自分の好みを知るというのは人生何事においても大事な事。
ちなみに、コーヒー豆とお湯の比率は「1:16の法則」を覚えておくと、
とりあえず失敗なくほどほどの美味しいやつが出来る気がします。
コーヒー豆10gに対して注ぐお湯の量が160ml。で、抽出が140ml前後。
濃いの薄いの、酸っぱいの苦いの、いろいろ好みがあると思うので、
好みに合わせて比率と時間を変えていけば良いと思います。
関連記事:美味しいハンドドリップコーヒーの淹れ方レシピ(HARIO V60・円錐ドリッパー編)
ドリップスケールは必須!
そんな重さと時間を同時に計ってくれるハイテクマシンがハリオのドリップスケール。
これさえあれば、抜群にコーヒーが美味しくなります。
というかこれ絶対必須!
普通のキッチンスケールとしても使えるので、一家に一台ですな。
あと、お湯は水道水を蛇口から直でもいいけど、
できれば美味しいお水を用意したいところです。
我が家はお手軽にBRITA(ブリタ)の浄水ポット。
コーヒーの成分のほとんどはお水!
【追記】麦飯石(水道水からミネラルウォーターが作れる石!)を導入しました!
まとめ:なんやかんややっぱり豆の鮮度が大事
で、まあここまで書いておいてアレなんだけど、
やっぱりそれなりのお値段がする美味しい豆を買った方が絶対美味しいよね。
食料品なんで、ある程度のラインまでは単純に値段に比例しますわね。
毎月3種類の豆が届く「PostCoffee」もおすすめです。
あとは自分で手網焙煎するというのも楽しくてオススメです。
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