バンドマンのためのオフィシャルサイト開設&活用ガイド「(10) グッズやCDを通販してみよう!」

インターネットなんてよく分からない!というバンドマンのために、
初めて公式サイトを自分で作る&活用する方法を解説しております。
本日第10回目最終回「MP3音源を販売しよう!」です。

全10回連載です!

  1. ドメインを取ろう!
  2. サーバーをレンタルしよう!
  3. WordPressをインストールしよう!
  4. WordPressのテーマをインストールしよう!
  5. ブログを更新しよう!
  6. ソーシャルアカウントを開設しよう!
  7. SEO対策をしよう!
  8. 推し曲を1曲だけフルで無料配信してみよう!
  9. MP3音源を販売しよう!
  10. グッズやCDを通販をしてみよう!

では、今回の分を以下よりどうぞ。

(10) グッズやCDを通販をしてみよう!

無料配信、有料ダウンロード販売、と来たらやっぱりモノも売ってみましょう。
ファンとしては特にモノが手に入れたいわけですよ。
配信データなんてただのデータなんで、やっぱりグッズはかかせません。

ここでは店頭へ流通するのとライブでの物販はひとまず置いておいて、
ネットを活用してモノを販売する方法を考えます。

グッズの販売方法

ネットを絡めてグッズを売るなら色々な方法があります。

  • 公式サイトから通信販売できるようにする
  • Bandampから通信販売できるようにする
  • オンラインショップを運営する
  • オンデマンドサービスを使う

簡単なのはこんな所でしょうか。
細かく方法を考えてみます。

公式サイトから通信販売できるようにする

ensoque “kagoshima” | 19780111 | PHOTO ZINE

公式サイトから通販出来るようにするのはとても簡単です。
メールで注文貰って、銀行振込してもらって、入金確認後に郵便か宅急便で送る。簡単。
PayPalでショッピングカートを作成すれば、クレジットカード払いも簡単。
さらには前回出て来たGumroadも物販用の決済に利用出来ます。

ワタクシの場合は、ちょっと前まではカラミーショップでオンラインショップを運営してたけど、
今は公式サイトにPaypalのカートを付けてるだけの簡単バージョンです。

公式サイトからちゃんと売ることが出来るようになれば、
少数だけ作って売るとか、予約受注して必要な分だけ作るとか、
手作り品を売るとか、なんならファン一人一人に個別のカスタマイズして売るとか、
いろんなことが出来るようになります。
もちろんライブのチケットも販売してもいいと思います。

そうそう、いっつも思ってたんだけど、
イベントってやっぱり前売りチケットをちゃんと作るかどうかで決まりますよね。
フライヤー作ってるヒマがあったら、まず先にチケットでしょ!
チケットを事前に買って、それを持って会場に行くという楽しみ方ってありますよね。

名前だけ書いといて取り置きで!っていうあのシステムが音楽イベントをダメにしたよね。
簡単に済ませられることを優先して、エンターテインメントの大事な部分を無くしちゃった。
とかなんとか言いながらワタクシ、イベントをやらないので勝手なこと言ってるだけだけど、
もし定期的にイベントをやってたら、かっちょいい前売りチケットをちゃんと作って、
いちいち郵送してっていうめんどくさいことやるだろうなー。

一人一人名前をちゃんと印刷したり、切り取った裏をアンケートにしたり、
ポイントカードも付けておいたり、なんかいろいろ次に繋げる作戦が立てられるし、
やる方も見る方も単純に楽しいんじゃないかと。
これが1000人集客しちゃうイベントならやるの難しいけど、
100人以下の集客だったら、逆に数が少ないのを生かしていろいろ出来るね!

っていうのとか、公式サイトがあって通販もやってればパッと出来るけど、
これをひらめいてからどうやってやるかを考えてたら間に合わないよね。
だから最初に公式サイトっているよねっていう話。

いつもだいたい、集客の方法を相談されることが多いんだけど、
実際やろうとして具体的な話になると、その受け皿が無いと言うか、
事前の準備が全くできてないと言うか、段取りの順番が違うと言うか、
なかなか実現しないんですよね。
そんなようなのが、第5回で書いたブログの重要性の話とリンクするんだけど。

関係ない話で長くなってしまった!

Bandampから通信販売できるようにする

Bandcampも最近は物販にも対応しています。
ワタクシの場合、海外への販売はおもにBandcampをメインに使ってます。
昔はMyspaceでした。
これも簡単に使えるのでオススメです。

オンラインショップを運営する

商品数が多いなら、オンラインショップを立ち上げると言う手もあります。
最近はスーパー簡単にオンラインショップが作れるサービスがあるので素晴らしい時代です。

簡単にできるやつなら、「BASE(ベイス)」か「STORES」。
ほんとに5分で出来ちゃいます。
WordPressに無料のECプラグインとかあるので、
そういうのを利用して公式サイト内だけで完結するのもありです。

関連記事:無料でネットショップを作る方法(STORESとBASEの違いを比較)

オンデマンドサービスを使う

abcdefg*recordのキリンTシャツ | デザインTシャツ通販 T-SHIRTS TRINITY(Tシャツトリニティ)

あと、オンデマンド的なやつ。
昔からありますけど、在庫持たずにやる方法ですね。
最近だったら「SUZURI」みたいなやつ。
デザインだけ登録しておいて、注文が入ったらプリントして配送しておいてくれるというやつ。

レーベルのオリジナルTシャツも昔は大量に在庫を持ってたんだけど、
Tシャツってサイズとカラーの組み合わせが結構たくさんあるので、
売れるのと売れないので在庫が偏るんですよね。
なので、オンデマンドのやつを合わせ技でよく使ってました。
最近はまったくプッシュしてないけど、どこで見つけてくるのか毎年夏が近づくと売れ出します。

オンデマンドのやつはノー在庫ノーライフというか、
在庫が無い分ラクチンなんだけど、在庫が無い分面白みも少ないという感じで、
結局南極、手法どうこうよりも「直接販売」という点がやっぱり大事なのかなーという気がします。

ただまあ、実際にはネット通販の場合、必ず配送という問題が出て来ます。
配送料がやたらと高くなるものは売りづらいし買いづらい。
それに在庫の問題。実際にモノを作るわけですからね。
CDが家に5万枚くらい置いてあるのを想像してみてください。
昔ワタクシは狭いワンルームマンションで、大量の在庫CDの上で寝てましたよ!

なので、何を作るかという段階で配送・在庫・原価・販売チャンネル等々を考える必要があります。
この辺がすっごい面白いと思える人は、物販に向いてるんじゃないかと思います。
前はこれが面白かったのでモノを作りまくってたんだけど、
最近は気分的にダウンロードでいかに面白くするか、というのに夢中です。

なんにしても、公式サイトを自分でちゃんと運営することで、
あらゆることがやりやすくなって、しかも活動がスーパー楽しくなる、という感じです。

これでバンドマンの為のオフィシャルサイト開設&活用ガイドの連載は終了です。
ちょっとでもやってみよっかなーと思った人は、気が変わらないうちに今すぐ始めちゃってください。
1年後くらいに劇的に差が出てると思いますよ!

連載の第一回目に戻って再読する>

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