その街や地域に存在する意味があるお店が好き

このブログでは「ぼくの名古屋案内」というカテゴリーで、
街情報・散歩案内・グルメ情報・お店紹介といった記事をよく書いているのですが、
最近は行きたい素敵なお店が多すぎて、なかなか全てに行けません。

お気に入りのお店をグーグルマップにスターを付けてリストにしてるんだけど、
いま見返したら、なんとお気に入りのお店が「517軒」、
今後行ってみたいお店がなんと「427軒」。それ一体いつになったら行けるんだ!
名古屋って面白い街ですね。

これに加えて、ニューオープンのお店も次々できるので(あとお誘い的なの多数)、
どう考えても行きたいところ全部に行けないわけなんですが、
じゃあ自分はどんなお店が好きなのかなぁ?ってなことを改めて考えてみました。

その街や地域に存在する意味があるお店が好き

そして一つの結論は、
その街や地域に存在する意味があるお店が好き」。
ってことで。

お店にあるモノ・人(食べ物・商品・名物・料理人・店員さん)「だけ」でもなく、
お店の存在そのもの(かっこよさ・おしゃれさ・内装・外観)「だけ」でもなく、
お店の場所(楽しい街・注目エリア・便利さ・ナイスビュー)「だけ」でもなく、
全部ちゃんとセットになってるのが好きみたい。

情報よりも気分を届けたい

自分の書いた記事を、グルメ情報として考えたら、
味の感想とかほとんど書いてないし、食べ物の写真より食べてる人の写真メインだし、
食文化の歴史とか流行りの食べ物とかほぼ無視で、自分が食べたいものばっかり。

お店紹介として考えたら、営業時間とかメニューとか駐車場の有無とか、
そういう基本情報すら書いてないし、お店の写真もせいぜい外観1枚くらいで、
全体像がわかるような写真はほぼ載ってないし、
なんだか便利さからすると全然役に立ってなさげ。

そう、圧倒的に「情報」が少ない。

そのくせ、そのお店に行ったついでにこっちのお店も一緒に行くと楽しいとか、
この街はここを通って行くと気分がいいとか、近くのこの公園が最高とか、
ここのお店とここのお店があれこれ仕掛けてて街が盛り上がりそうとか、
食べ物のことはそこそこに店内で流れてる音楽のことばっかり書いてみたり、
内装のことには触れずに、窓から見える外の通りの雰囲気がいいとか、
勝手にその街の歴史を妄想して興奮したり、どうでもいいことの方が多かったり。

なんていうか、「気分の話」が多い。

ってことは、グルメ情報でもお店情報でもなく、
やっぱり結局は「個人日記」なんですよねぇ。プラスの若干タウン情報。
フードカルチャーよりタウンカルチャー。
いやもっと言うとマップカルチャー。ただの地図好き。
あちこち散歩して頭の中に自分の好きなものばっかりの地図を作っているというか、
結局、全部ひっくるめて街を楽しむのが好きって感じで。

街を作ってるのは間違いなく「お店」

最近は個人店に行くと、街や地域との繋がりを考えてるお店がやっぱり多くて、
昔はそんなの当たり前だったのかもしれないけど、
これだけチェーン店や大規模資本のお店が増えると、逆に珍しくて新鮮。

結局、街を作ってる中心的な存在ってやっぱりお店なんですよね。
しかも気合の入ったお店一軒だけがあってもカルチャーにはなりずらいけど、
(これはこれで孤高な存在としてかっこよいカルチャーで好きだけど)
同じような思いのお店が何軒か集まると急に地域のパワーが見えてくるというか、
その街や地域の盛り上がりや、そのエリアに行けば何かありそうというワクワク感、
何か始まる予感とか、単純に楽しい雰囲気とかが伝わってくるわけで。

そして雰囲気を感じた人、感じようとする人たちがその街に集まって、
ついにはほんとに面白い街になるんですね。

まとめ

そんなこんなでたぶん、自分はそういう、目には見えないかもしれないけど、
確実にその街ごとにある雰囲気を感じたくて、あちこち散歩してるんだろうなーっと。
だからその雰囲気を構成する役目を果たしてるお店はすごい。

早く行って、早く感じ取りたい。

って書きながら頭を整理してスッキリした。

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Update:2020-10-22) by
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