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名古屋観光

歩いて名古屋観光|四間道の屋根神様と土蔵が残る古い町並み

Update: 2026-08-18

名古屋市西区・四間道の土蔵が並ぶ通り

名古屋市西区の四間道(しけみち)をカメラ散歩してきました。
江戸時代からの土蔵や町家が残る、道幅4間の通り。
このあたりを歩いていると、屋根の上に小さなほこらが乗っかってるのを見かけます。
屋根神様。名古屋あたりの独特のやつ。

今回はその屋根神様を探しながら、四間道界隈をのんびり歩いてみました。
浅間神社から北へ、円頓寺と五条橋まで行って、また四間道へ戻ってくる感じで。
名古屋駅からなら歩いて15分くらい。
カメラ持って散歩するのに、ほんと最適なエリアです。

オニマガ名古屋散歩マップ

四間道ってどんなところ?

四間道の入り口

四間道は、名古屋市西区の那古野にある町並み保存地区。
読み方は「しけみち」。

四間道の土蔵と町家が並ぶ通り

四間道の土蔵と町家が並ぶ通り

もともとは1700年(元禄13年)の大火のあと、
防火のために道幅を4間(約7メートル)に広げたのが名前の由来。
その道幅が今もそのまま残ってて、
東側に土蔵、西側に町家が並ぶというナイスな風景になっています。

四間道に残る白壁の土蔵

蔵!
石垣の上に白壁の蔵が乗ってて、それがいくつも並んでる。

四間道の土蔵と町家が並ぶ通り

四間道の古い町家の側面

通りに面したところももちろんいいんだけど、
家のサイドがね、なぜか好き。

快晴だけどほんのり涼しくなってきた、お盆最終日。
人も少なくてのんびりしてていい感じだったなぁ〜。

屋根神様を見に行く

四間道の子守地蔵尊の入り口

子守地蔵尊の入り口あたり。

四間道の屋根神様を正面から捉えた写真

屋根神様!
屋根の上にちょこんと小さな祠(ほこら)が乗ってます。

初めて見る人はだいたい「なんだあれ?」ってなりますよね。
この日も観光っぽい外国の人が、上を見上げてなんだ?ってなってました。

屋根神様とは

四間道の町家の屋根に祀られた屋根神様

屋根神様は、名古屋を中心とした尾張地方に見られる民間信仰だそうで、
その名の通り、家の屋根の上に小さな祠を祀ったもの。
町家が密集していて地上に場所がなかったから、
屋根の上に神様を上げちゃった、ということみたい。

なんの神様なのよ?って調べてみたら、
秋葉社(火防)、津島社(疫病除け)、熱田社(土地の守り神)の三社みたい。
ここでも火事のことが関係してくるんですねぇ。

作られ始めたのは明治に入ってからで、昔はもっとたくさんあったらしいんですが、
建て替えとともに減ってきて、今はけっこう貴重。
名古屋だと西区はかなり多く残ってるみたいです。

中村家の屋根に残る屋根神様

こっちは中村家という昔の商家の屋根神様。
同じエリアでも祠の形や台座の作りが違いますね。

ベランダに祀られた屋根神様

こっちは屋根というかベランダ!
建て替えて神様だけそのまま残したのかな。
元々ここは美味しい手詰め最中のお店だったなー。

五条橋の袂に降ろされた屋根神様

五条橋の袂には、屋根から降ろされた神様もありました。
危ないからって理由で降ろされたり、
建物がなくなって地上に降りてきたり、ってパターンもあるみたい。

というわけで、四間道を散歩してると3つ4つは見つかるかな。

浅間神社

四間道の南側にある浅間神社

四間道の南側にある浅間神社。
創建年は不詳だけど、正保4年(1647年)に現在の場所へ遷座したそうです。
ってのが天保15年(1844年)に書かれた地誌『尾張志』に載ってるとか。

ずいぶん歴史ある神社。
そして境内には樹齢300年とかの大木があってすごい。

浅間神社の参道と木漏れ日

いい木々の木漏れ日。
真夏でもここだけ空気がひんやりしてる感じがします。

四間道界隈の裏通り

さらに裏通りへ。

四間道の細い路地と古い建物

この先には美味しいピザ屋さん。

円頓寺商店街へ

四間道から円頓寺へ抜ける路地

四間道から北へ抜けると円頓寺商店街。
今日は何もイベントやってないから人はまばら。
落ち着いてていいね。

イベントの日の賑やかさもいいんだけど、
何もない日の商店街をだらだら歩くのもいいですよね。
円頓寺商店街をさらに進むと円頓寺本町商店街、さらに西円頓寺商店街と、
めちゃくちゃ長い。名古屋でも最古級の商店街です。

円頓寺商店街のアーケードと看板

ナイスフォント。

円頓寺界隈の記事はたくさん書いてるので以下からどうぞ。

関連記事:#円頓寺 に関連する記事

五条橋と美濃路

堀川にかかる五条橋

堀川にかかる五条橋へ。

五条橋からの眺め

五条橋からの眺め。

旧美濃路の道筋

このあたりは旧美濃路の道筋で、
四間道も円頓寺もその街道沿いに発展した町ですね。
四間道もいいけど、美濃路もいいよね。

美濃路沿いの街並み

ってことで前に写真部で美濃路を散歩しました。

五条橋から見える堀川の風景

堀川。
名古屋城を作るときに資材を運ぶために掘られた川です。
熱田と名古屋城下を結ぶ約6kmの人工の川、というか運河ですね。
このすぐ向こう側が名古屋城。

もういちど四間道へ

ここまでは浅間神社から北上してきたので、
帰りは円頓寺商店街から南下して、もういちど四間道を通ります。
同じ道でも歩く向きが変わると見えるものが変わるので、
四間道は往復すると楽しいです。

四間道の蔵を使った喫茶店

人気の喫茶店。さすがに真夏は並んでませんね。

四間道界隈の民家

四間道界隈の街角

軒先の花とサボテン

花とサボテン。

四間道界隈の路地裏

そろそろ暑くなってきたので散歩終了。

お土産に芒種のクロワッサン

円頓寺の街並み

円頓寺に来たからにはお土産に芒種のパンを。
天然酵母のパン屋さん。

円頓寺のパン屋さん芒種の店内

ちょうどここんところクロワッサンばっかり食べてるんだけど、
芒種にもクロワッサンあった!

クロワッサンとコーヒー

ってことでおやつはクロワッサン&コーヒー。
最高!

四間道へのアクセスと散歩コース

  • 地下鉄桜通線「国際センター」駅から徒歩約5分
  • JR・名鉄・近鉄「名古屋」駅から徒歩約15分
  • 専用駐車場はなし(周辺にコインパーキングは多数あり)
  • 散歩の所要時間は、四間道だけなら30分。円頓寺商店街まで含めて1〜2時間
  • おすすめは浅間神社→四間道→円頓寺商店街→五条橋→四間道と戻る周回コース
  • 屋根神様は複数あるので界隈をグルグルしながら歩くのがおすすめです

名古屋駅からも歩いて行けるので、
新幹線の待ち時間とか、名古屋乗り換えの合間の寄り道にもちょうどいいかも。
なんにしても名駅すぐの場所に、こんな歴史が残る静かな場所があるってのが素晴らしい。

今日のカメラ

今回はSigma BFにThypoch Simera 50mm F1.4をつけて。
たまにSigma 50mm F2 DG。
ゆっくり歩くのにマニュアルレンズはちょうどいいですね。

このエリアはほんっと何回でも来てるけど、
お店もどんどん変わるし、街並みもちょっとずつ変わってるので、
来るたびに発見があって面白い。
カメラが変わるだけでも見え方が変わるしね。

別ルートの四間道の記事はこちら

以前、オニマガ写真部で大人数で歩いた回もあります。
この時は国際センター駅スタートで、四間道・円頓寺をぐるっと。
普段は入らない場所にも入ったりして、面白かったなー。

その他の名古屋の町並み保存地区

名古屋市が指定している町並み保存地区は全部で4つ。
「四間道」「有松」「白壁・主税・橦木」「中小田井」です。
どこも歩いて回れる規模なので、名古屋の古い町並みを散策したい人におすすめ。

オニマガさん

Author

オニマガさん

名古屋の暮らしを日記と写真で綴るブログ「オニマガ」。2013年からほぼ毎日更新中。家族と散歩したり、あれこれ作ったりして、のんびり暮らしてます。中日新聞でコラム「のんびりシティライフ」も毎月連載中。

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