分かりやすいものと分かりにくいもの
世の中には分かりやすいものと、分かりにくいものがありますよね。
分かりやすいものは広く多くの人に好かれる使われる売れる。
分かりにくいものは狭く少しの人に好かれる使われる売れる。
となると、分かりやすいものの方が良い、ということになりそうだけど、
実際はそんなことはなくって、広さじゃなくて深さを加味すると、
どっちも同じじゃないかなと。
広さより深さ
例えば分かりやすいものは100人中90人に受け入れられて、
分かりにくいものは10人にしか受け入れられないとします。
分かりやすいものっていうのは衝撃度みたいなものが低いので、
一人当たり1ポイントだとすると、90人でトータル90ポイント。
分かりにくいものってのは衝撃度が高いので、
一人当たり10ポイントだとすると、10人でトータル100ポイント。
あれ?分かりにくいものの方がトータルでは勝っちゃう。
なんてこともあると思うんです。
もちろんこのポイントはいま適当に勝手に決めたものなので、
1ポイントが2ポイントになるだけで逆転するし、
10ポイントじゃなくて9ポイントなら同点になるし、
まあせいぜいそのくらい適当なもの。
だけど、一般的に広く受け入れられる人気のものの方が優れてる、
と見られがちだけど、全然そんなことはない、ってのも事実。
むしろ広さより深さの方が断然重要じゃん!っていう。
分かりにくいほどマッチすると強い
特に昔は分かりにくいもの(マニアックなもの)ってのは、
「え?これ好きなのって自分だけなの?
周りに分かってくれる人が1人もいないんだけど!なんで?」
みたいな世界、ありましたよね。
それが今はインターネットで可視化されてマッチングされるので、
あっちにもこっちにも同志がいた!みたいな。
素晴らしい時代とテクノロジー。
分かりにくいことを好きなもの同志って、
一旦理解し合えたりするとものすごく深い繋がりになりますよね。
なので、今の時代はどんどん分かりにくいことをやったらいいし、
どんどん分かりにくいことを探したら楽しいし、
むしろ分かりにくいものを分かろうとしてくれる人と繋がることをした方がいいし、
個性とか独自性とかはその辺から生まれるし、
ネット時代ってほんと素晴らしいなーっと心から思う、
っていうどうでもいいそんな話。
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