WordPressブログをAIで内部診断する方法(内部リンクSEO・リンク切れ・リライト候補の自動抽出)
2026-09-09 — Update: 2026-09-09

WordPressとAIを繋げてブログの内部診断をしてみたら、これが超面白い!
AIで運用する、って話になると記事を書かせるとか自動投稿とか、
そういう方面の話がやたら出てくるんですけど、その辺は興味ないので、
今回はAIを使ってブログ診断をしてみる!って話です。
オニマガを始めて13年。
記事数はなんと3,700本を超えてまして。
こうなるともう自分では把握できてない部分もありますよね。
これまで基本的には「たぶんこうだろう」みたいな勘と体感で運営してきました。
で、今回それをAIで診断して数字に出してもらおうと思って、
Claude CodeをWordPressに接続して、ブログを丸ごと内部診断してみました。
そしたら、、、まあ〜、出てくる出てくる、マズいところが数々!
それをまとめて修正してくれ!っとガッツリ直してもらいました。
こんなの人力でやったら数週間かかるし、おそらく途中で心折れるし、
超絶大変なんだけど、AIならあっという間で!これはすごいな!
というわけで今回どうやって何を調べたのかをメモしておきます。
WordPressとAIを繋ぐ準備
まず、WordPressとClaude Codeを繋ぎます。
WordPressにもともと標準機能で入っている「REST API」を使います。
管理画面の「ユーザー」からClaude用にユーザーを1つ追加して、
アプリケーションパスワードを1本発行して、それをClaude Codeに読ませるだけ。
権限は「編集者」でOK。文章を読んだり書き換えたりはできるけど、
テーマをいじったりとか本体のコード書き換えたりはできない権限。
これで、Claude Codeのチャットから指示するだけで、
記事を取得したり、必要なら書き換えたりできるようになります。
実際にやってみたら、オニマガの全3,753記事のテキストデータ、
全部読み込んでなんでもやれるぜ!準備完了!ってなるまで、たったの77秒。
早っ。
診断1:内部リンクを総点検してみる
まずやってみたかったのが、内部リンクの総点検。
内部リンクってのは「この記事からこの記事にリンクしてる」ってやつですね。
大きな声ではいえませんが、これがWordPressブログを強くする最大のキモです。
いわゆる内部SEO対策。
縦横無尽に貼りめぐらされてる内部リンク、
これはもう数が多すぎて自分じゃ把握できないので、
AIにブログ全体で可視化してもらいました。
結果はこんな感じ。
- 本文内のリンク総数:23,411本
- 被リンク数の中央値:4本
- どこからもリンクされていない孤立記事:444本
孤立記事を減らす
どこからもリンクされてない孤立した記事444本。
これ自体に問題があるってほどではないけど、
なるだけ関連のある記事同士は繋がってた方がGoogleがいい評価してくれるので、
できるなら、孤立記事は無くしたいですよね。
(もちろん関連がなさすぎて無理な記事もたくさんある)
自分ではわりとテーマに沿って記事同士を繋いでいるつもりだったんですけど、
長年やってるとね、いつの間にか完全に孤立している記事がたくさん出てきます。
で!AIはもう完全に全体像を把握してくれたので、
「この記事はどこからリンクされてる?」という逆引きもできます。
そして記事内容も知ってるので、関連度も数値で集計できます(すごっ)。
例えば、特定の重要ページに行きやすい動線をしっかり作りたいと思っていたのに、
関連する記事からの導線がごっそり抜けていたり。
そんなのが何本もあるので、この記事からリンクを追加しよう、
っていう改善ができるわけですね。
あとはテーマごとにまとまりを作るのに関連度順にリストにしてもらって、
この記事にはあと何本このグループからリンクして、とか。
これとこれは関連度低いからこっちに変更で、みたいな。
こういうの、人間が3,700記事を見て探すのはほぼ無理ですよね。
内部リンクの効果をチェックする

Googleの無料のサイト解析系ツールだと、
「アナリティクス」「サーチコンソール」「タグマネジャー」がありますよね。
この辺は必須なんだけど、実際問題、測定するための設定が難しいじゃないですか。
読み方も難しいし。
でもこれもComputer Useでやっといてちょ、で勝手にやってくれるので便利。
タグマネージャーとか正直たまにしか触らないから、
設定の仕方よく分からない!けど、AIが代わりにやってくれるから大助かり。
で、これを併用すれば、内部リンクが実際にどのくらいクリックされてるか、
この場所は意味があるか、どの記事からどのくらい誘導できてるか、
とかいろんなことも分かるようになります。単純に面白い!
診断2:リンク切れを探して修正する

次は、本文中に書いてあるURLを全部チェックしてリンク切れを修正。
リンク切れはプラグインでも直せるけど、
そんなののためだけにプラグイン増やしたくないですよね。
AI使ってチャットで指示した方が簡単。
リンク切れ(404エラー)になっているリンクを全部拾ってもらいました。
オニマガは3700記事もあってリンク切れはたった7個でした。えらい!自分。
リンク切れ自体はSEO的に不利にならないと思うけど、
ユーザビリティとしては良くないですよね。なんだよ〜!ってなりますからね。
なので、こんなのはチャチャッと指示して修正してもらうだけ。
診断3:リライトしたら伸びそうな記事を探す

SEO的に一番実用的なのはこれですね。
Google Search Consoleのデータも一緒に読み込ませて、
あとちょっとで伸びそうな記事を探してリライトする、っていうやつ。
検索11〜20位にいる記事
いわゆる検索結果の2ページ目にいる記事です。
1ページ目と2ページ目じゃ雲泥の差ですからね。
ちょっと直すだけで、いい効果が出る!ことも多い。
オニマガの場合、該当する記事が75記事ありました。
この75記事だけで表示回数の合計は38万回。
すでにGoogleには表示されていて、あと少し順位が上がれば1ページ目に入って、
そのうちの何%かは実際のアクセスになる可能性がある、って感じですね。
「検索順位11〜20位」
「表示回数が多い順」
こんな感じで並べるだけですね。
Google Search Consoleだけで自分でもできるんだけど、
AIなら一覧にしてもらって「どれをどう直す?」くらいアバウトな聞き方でも、
タイトルが悪いのか、内容が悪いのか、そもそも競合が強いからやるだけ無駄なのか、
合わせて内部リンクを改善するのかどうか、
その辺も総合的に判断してくれるので、対策の具体案を考えやすいですね。
検索順位はいいのにクリックされない記事
これもリライトの定番のやり方ですけど、
表示回数が多いのにCTR(クリック率)の低い記事を探して改善する、というやつ。
検索結果にはちゃんと表示されているのにクリックされないってことは、
単純にタイトルが悪い!(ついでにディスクリプションが悪い!)っていうね。
スルーされちゃってる記事です。
これはちょっとタイトルを変えるだけでガッと流入が増える、こともあるわけで。
今回調べて出てきた、とある記事。検索6位、表示回数6万7千回と、
まあまあいいところにつけてる。
なのに、クリック率0.40%。
ほぼ誰もクリックしてないわ。なんで???
こういう記事はね、もう完全にタイトルが悪い。
なんも考えずに適当につけちゃった的なね。
このキーワード自体がそもそも流入あると思ってなかったので(これがお宝キーワード)、
本文は好きなことを勝手にたっぷり書いてて、タイトルは適当だったっていう。
リライト候補を探すのは、やっぱ数字が分かりやすいですね。
内部リンクがどうだとかリライトがどうだとかっていうブログの基本の運営法は、
noteの『人気ブログを作る10の秘訣』-趣味の雑記ブログで月間45万PVを達成したブログ運営法にたっぷり書いてます。
その他いろいろ
せっかくなので、他にもいろいろ調べてみました。
ある意味なんでもできますからね。あれは?これは?って色々聞くだけ。
- 需要はあるのに記事がないキーワード(32個あった)
- 画像のalt属性(99%が空だった)
- 使っていないタグ(1記事にしか使われてない&表記ゆれが大量にあった)
などなど。
長年のいろいろな事情というか、手抜きとか、めんどくささとか、
分かっちゃいるけど手がつけられないやつとか、自分でも気づいてなかったやつとか、
何年もやってるといっぱいありますねぇ。
WordPressとAIを連結する時の注意点
いきなり書き換えない!まずは確認!
これは基本中の基本ですね。
AIに「やっちゃって」ってひとこと言うだけで一括修正できるので便利なんだけど、
失敗すると全記事を巻き込む事故になることもあるので、慎重に。
まずは「何も書き換えず、変更箇所だけ一覧にして」って感じがベストかな。
差分を出してもらって、自分で確認して、これはやっていいよってのだけOKする、
みたいな(まあ当たり前の話ですね)。
必ずバックアップ取ってからやるのも必須。
最悪一個前に戻れる状態にしてやればね、そんな問題はない気もするけど、
あの一瞬ヒヤッとするやつ嫌ですからねぇ〜。
最初からルールを設定しておく
「functions.phpの書き換え前は必ずバックアップを取ってから」みたいな、
基本的なルールは CLAUDE.md に最初から書いておく方がいいですね。
~/.claude/CLAUDE.md に置けば全プロジェクト共通、
プロジェクトのフォルダに置けばそこだけのルールって感じで。
- .env と wp-config.php は読まないで・会話に貼らないで
- functions.php やテンプレート系はバックアップを確認してから編集して
- パスワードやAPIキーをログに出すコードを書かないで
みたいなやつ。
ただ、CLAUDE.md はお願いであって強制ではないので、
本当に勝手にやられたらやばいコマンドは、
.claude/settings.json の permissions で、
deny に入れて実行できなくしておけばOK。なはず。
二段構えで。
なんか難しい話になってきてしまった。
とにかくAIは便利でなんでもできちゃうので、
セキュリティというかバックアップというか禁止事項と常にセットで。
この辺もチャットで最初に指示すればいいだけですね。
まとめ
長くなっちゃったけど、今回やったことをざっくりまとめると、
Claude CodeをWordPressのREST APIに繋いで、
ブログの中身を全部診断してもらった!
あれもこれも見えるのでめちゃ面白い!ついでにお任せで直してくれる!
って話です。
やってみたーい!って思った人は、
自分の使ってるClaude Codeに(またはCodexに)、
「WordPressのREST APIに繋いで、ブログの内部リンクを診断したい」
って言えば、接続方法から調査方法まで順番に教えてくれます。
これなかなか面白いですな!
あ、テーマの改造とかコード自体を触る場合は、
Claude CodeとLocalを連結して仮想環境で作って、
チェックまでしてから本番環境に移す、ってやり方にしてます
(まあこれは今回の話と関係ないのでまた機会があれば)。
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