AIを使うか使わないかの決め方

AIが書いた文章はなぜ面白くないか、ってのを前に考えたんだけど、
一言でいうと、文章は文体が大事だから、内容や読みやすさの向上よりも、
その人特有の文体をAIに消させないことの方が大事だよね、みたいな話でした。
これってアイデンティーみたいなもんか？

情報や読みやすさを求めるならAIは超便利！活用した方がいい！
読み手と書き手の繋がりや文体から感じること自体が大事ならAI任せはダメ！
っていう手段と目的の問題で、AIの賛否の問題ではないって話。

これって実生活でも同じようなもんですね。

この記事を書いた人：オニマガさん

名古屋の散歩案内とシンプルライフな話題をお届けしています。2013年から平日毎日更新中（最高月48万PV）。中日新聞で暮らしのコラムも連載中です。

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過程を大事にするか結果を大事にするか

例えば床掃除をするとします。
お掃除ロボットに任せても、自分で掃除機を操ってゴミを吸っても、
人力で箒と雑巾で掃除しても、まあざっくり結果は同じですよね。
汚かった→綺麗になった。みたいな感じ。

結果が同じなら楽ちんな方がいいじゃん！って思う人は、
ロボットや最新家電に任せるだろうし、
いやいや自分でやるからいいんだよ！気持ちがいいもん！って思う人は、
人力でやりますよね。
これは床掃除だけじゃなくて、洗濯でも料理でもなんでも同じ。

ワタクシの場合は、

床掃除：以前はロボット掃除機だったけど今は人力に戻した
料理：手作り重視だけど自動調理器は活用する
洗濯：100％洗濯機任せ（洗濯板はさすがにやろうとしたこともない！）

みたいな感じで、人によって場合によっても、
大事にするところが違いますよね。
これは当たり前の話。

これって結果は同じだとしても、過程が違うというか、
過程で感じる気持ちの部分が違うわけで、情緒ともいうかもしれないけど、
そこを重視するかしないかで、手段は変わってくるってことですね。

クリエイティブをAIに任せるかどうか？

それを踏まえて、文章をAIに任せるかどうか？ってところに戻ると、
書いてる間の思考整理してる脳の働きだったり、
モヤモヤを吐き出して気持ち良くなることだったり、
単純に自分の力でゼロから生み出す楽しさだったり、
そういった書かれた文章の内容や情報そのものとは関係ない部分も重視するなら、
そこをAIに任せてはいけないよね、って話。
あえて使わない、という選択もあり。

そして、それを求めてないなら（情報や読みやすさ重視なら）、
AIは最大限活用した方がいいよね、って話。

自分の場合はこのブログの文章に限って言うとAIに任せるつもりはないけど、
他の場所や他の作業だと、まるっきり逆の立場になる、
というかAIにかなり任せっぱなしのことも「かなり」ある、って感じ。
少なくとももうAIを使わない世界は考えられない、かなー。