基準がないものを評価してみる
ランキング&レビュー&レコメンド全盛の世の中、
今や全てのものに何かしら他人が作った評価基準ってありますよね。
何を買うか、何かを食べるか、何で遊ぶか、何を着るか、
何を見るか、何を聞くか、何を勉強するか、何を選ぶか、なんでも。
で、これに慣れると、やっぱり人の評価を基準にして選んでしまう癖がついて、
自分の軸みたいなのが薄まっちゃうよなぁ〜と思ったりして。
なので時々、世の中基準を完全無視の自分だけの絶対評価をする、
っていうのをやるといいんじゃないかなと。
ふとそんなことを思った話を以下に。
他人の評価基準を参考にしないという恐怖の作業をしてみる
今の世の中は、ありとあらゆるものに評価基準がありますよね。
あらゆるもにレビューはあるし、なんとかランキング1位とか、
有名人おすすめとか、SNSで話題とか、なんとか金賞受賞とか、
そのモノの純粋な価値とは別の何かしらの他人の評価がまずあって、
それコミで自分が良いと思うか悪いと思うかを判断してる、みたいな。
そういう事前情報的なものを完全に取っ払って、
自分がどう感じるかだけで物事を評価したり判断するのって、
これもうめちゃくちゃ恐怖の作業なんですよね。
正解か不正解か何を基準にしていいか分からないので、
自分の中にあるもの(経験・知識・歴史・勘・肉体的感覚)を基準にするしかなくて、
自分という人間そのものを試される感じ。
自分の評価軸は経験の積み重ねでしか作れない
自分感覚だけで何かを判断するのって、
必ず失敗がつきものだから、そこが恐怖に繋がるわけだけど
(自分の場合、8割は失敗して当たり前くらいな感覚)、
この恐怖の繰り返しだけが自分の軸を作れるんじゃないかと。
散々、失敗と反省(自分だけが正解と思ってた不正解パターン)を積み重ねて、
その不正解は自分にとっての正解ならなんの問題もない、
むしろそれこそ重要!ってのが経験からやっと分かる、というか。
他人の基準なんて無視して楽しめるようになると、とても生きやすくなる!
特に若い頃に恐怖の作業を繰り返すのって大事そう。
経験が足りないとか知らないことが多すぎる時期って、逆に無敵ですよね。
基準がないものを評価する方法
そんなわけで、基準がないものの評価をしてみる、って結構大事。
まだ誰も評価していないモノを感じる、
って今の時代にそれをどうやったらできるのかなー、
実際には意外と難しいんですよねー。
世に出てるものはすでにほとんどのものが評価されてるから。
一番簡単なのは自分で何かをクリエイトして世に出すことですかね。
何かを作り出して、世間・マーケットの評価を浴びてる人は、
常にその恐怖の作業をやってるんですよね〜。
「自分が生み出したわけだから世間の評価はまだない、
けど自分基準ならこれはOKなはず!お客さんどうでしょう?」
っていう恐怖の作業(リスクを取る、とも言うやつ)。
あと軽めのゆるいところでは、
食べログとかにレビューが載ってない新しいお店に行ってみるとか、
Amazonのレビューがない商品を勘だけで買ってみるとか、
本とか音楽とかカルチャー系をジャケ買い・パケ買いしてみるとか、
スマホを置いて外に出て何かを感じるとか、なんかそういうやつ、かな。
脱テクノロジー・脱SNS、とまではいかなくても、
たまーに自分の感覚を鍛えると、より楽しくなりそう。
まとめ
自分の評価軸を作る、というとなんか大袈裟だけど、
そういうのって無いよりあったほうが楽しいし、色々と見え方も変わるし、
何気ない日常も面白いなーって感じられることしばしば。
(同時に恐怖も付き纏うけど!)
そう考えると、今現在、世に出てるものって、
全ては誰かがその恐怖の過程を経て世に生み出したものばかりなわけで、
悪いことよりも自然と良い点を探す視点になりますわね。リスペクト込みで。
いろんなことに自分基準でグッとくるポイントがつかめるようになれば、
その方がやっぱり人生は楽しい。
っていうどうでもいい話。
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