ミニマリスト節約術「セールストークテクニックを見破る方法15選」

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シンプルライフ・ミニマリズムを実践するには、
不要なものを持たず、気に入ったものだけを身の回りに置く、
というのが一つのポイントですよね。

となるとやっぱり「無駄な買い物を減らす」。これが一番。
そうは言ってもこの消費大国日本に生きていたら、
あらゆる方向から「モノを買え!モノを買え!」と迫ってきますよね。

と言うわけで本日は、
広告・宣伝・営業マンが仕掛ける「セールトークステクニック」15個をご紹介。
テクニックに騙されずに、たのしく買い物をする方法を考えてみたいと思います。

Amazonブラックフライデー

1)第三者話法(ウィンザー効果)

「これはとってもいい商品ですよ!絶対の自信を持っておススメします!」
といくら言っても今はモノは売れないわけですよね。
当事者がいくら言っても響かないのに、
利害関係がなさそうな第三者が言ってる風にするとズバッと響いてしまいます。
「◎◎◎さんもおススメしているんですよ。」

要するに口コミ最強という話。要注意!

2)権威づけ効果

「有名人の◎◎◎さんも使ってます」「◎◎◎セレクション金賞受賞」
「大学教授の◎◎◎さんも推薦しています」「科学的に実証されています」などなど。
人は権威に弱い!

CMに有名人が出てくるのも、パッケージのなんとか金賞も全部このパターン。
たいがい商品の価値とは何の関係も無いですよね。
賞自体でっち上げでも人は信じてしまうのです。お〜怖い。

パッケージやパンフレットにやたら王冠マークが使われるのも同じ理由。
なんとなく賞を取った風に見えるから。ただそれだけ。要注意!

3)あっちもこっちも効果

「これテレビとか雑誌で見たこと無いですか?最近よく紹介されてますよ。」
「うーん、知らないなー。」
「あちこちで話題なんで、たぶん一度は見た事あると思うんですけどねー」
「もしかしてこないだ夕方のニュースでやってたやつかなぁ?見た事あるかも。」
「それです!見た事あるでしょ?昨日は新聞にも取り上げられてたんですよ。」
「へーじゃあ安心だ。」

あっちでもこっちでも紹介されてる・見た事がある(見た気がする)、
そんなのに人は安心します。
実際は見たこと無かったり、別のものと勘違いしてても、
「もしかして〜見たかも」が出たら最後。
勘違いもすり替えに利用されてしまうのです。

雑誌・新聞・テレビ・ネット・店頭・街頭・中吊りなどなど、
何かが新発売される時の広告ってあっちでもこっちでも見ますよね。
まさにこの効果を狙っているのです。要注意!

4)単純接触効果(ザイオンス効果)

上のと同じような事だけど、こっちは実際に接触する回数が増えれば増えるほど、
印象が良くなって好意を持ちやすいという心理効果。

「これ最近よく見るなー、なんか安心かも!」
「これ最近よく見るなー、なんか好きかも!」

そんなわけない!要注意!

5)みんなもう使ってますよ!作戦

「お隣さんもお向かいさんも、みんなもう使ってますよ。」
「じゃあ安心だ!」

そんなわけない!だって全員騙されてる可能性もありますよ。要注意!

6)みんなより損してますよ。まだ知らないんですか?作戦

人はお得になるよりも、他人より損をしたくない、と考える生き物です。
すでに自分より得をしてる人がたくさんいて、
自分だけが取り残されている(かもしれない)状況に我慢が出来なくなります。
その焦りを見抜かれると一気につけこまれてしまいます。要注意!

7)これ売れてます!効果

最強のコピーは「これ売れてます!」。

人は売れてるものが欲しい。売れてるものに安心する。
ヒットチャートに入ると、上から順番に売れる。
売れるから順位が上がる、そしてさらに売れ続ける。
モノが良いかどうかとは実際あんまり関係がないですよねー。

さらに突っ込むと、そのランキングって信憑性ありますか?
売りたい側のなんらかの思惑が入って操作されてる可能性はありませんか?
「売れてます!ポップ」が貼ってある商品ってほんとに売れてるんですかー?
利益率が高いもん順じゃなくてー?在庫調整のため******

いやいや、これ以上書くとヤバいので、ご想像にお任せします。お〜怖い。
ランキング好きは要注意!

8)答えが自然とYESになる質問を連続でする作戦

人は「いいえ」よりも「はい」の方が答えやすいものです。
人はかたくなに断り続けることが出来ないから。やろうと思うとめちゃくちゃ大変。
(これは実際にお友達と実験してみると、想像以上に難しい事が分かりますよ)

なので、答えが自然に「はい」になる質問を繰り返されると、
とてもラクチンに受け答えが出来て気持ちよくなって、
その流れで最後まで「はい」になって、そのまま勢いで買ってしまうのです。

あれ?自分さっきから「はい」ばっかり言ってるなーと思ったら、要注意!

9)YES or NOから、YES or YESに話をすり替える作戦

「買いますか?」「買いませんか?」という話をしてるうちは、
常に50%の確率で「買わない」の選択が可能だけど、
「Aにしますか?」それとも「Bにしますか?」という話になると、
どちらを選んでも100%買うしか無いですよね。

あるラインを超えた途端、いつの間にか話がすり替わっていて、
なぜか買う前提で話が進んでいる!NOの選択肢が消えている!
こうなったらもう逃げ出すしか方法がありません。要注意!

10)資料は手渡さない、見せびらかすだけ作戦

人は資料を手渡すとそればかりに気を取られてほぼ話を聞かなくなります。
資料を見せびらかしながら、指差ししたりして話をすると説得力が増します。
営業マンがそんな感じで攻めてきたら、まずは資料をくれ!と言ってみます。
そこで手渡すのを拒んだらこれは怪しい!要注意!

でも逆にこれは社内プレゼンとかでも使える技。
資料はチラ見せだけの方が話に集中させることができて効果絶大。
詳細資料は事前には配らない!ってのがコツ。

11)今まで通りですよ、作戦

人は変化を嫌います。
多くの人にとって一番好きな言葉は「今まで通り」。それが一番安心だから。
新しい事にはチャレンジしたくないのです。めんどくさいから。失敗が怖いから。
なので、買わせたい側はそこを突いてきます。

「使い方は今まで通り(なのにさらに良くなった!)」
「セッティングは今まで通り(なのにさらに良くなった!)」
「これと一緒に使ってるあれもこれも今まで通り(なのにさらに良くなった!)」
「サイズは今まで通り(なのにさらに良くなった!)」
「支払い方法は今まで通り(なのにさらに良くなった!)」
「困った時のサポートも今まで通り(なのにさらに良くなった!)」

今まで通りのオンパレードには要注意!

12)「今だけ、これだけ、あなただけ」の限定効果

今だけ安い、今だけ買える、在庫はこれだけ、あなただけが買える。
人は結局これに弱い!
期間限定セールやお得意様セールに人が群がる仕組み。

「これ人気ですからねー、在庫あるかなぁ、一応倉庫の在庫確認してきますね。
(しばし時間をおいて)ありました!ありました!ラスト1個でしたよー。
ラッキーですねぇ、お客さん!(買うでしょ?)」
「やったー、よかったー、じゃあ買います!」

そんなわけない!裏に在庫いっぱいある!要注意!

13)買ってもいい理由や言い訳がさりげなく用意されている

「誕生日だから買ってもいいんじゃないですか?」
「がんばってるんだから、たまにはご褒美も必要ですよね!」
「お母さんも一緒に使えるから喜ぶと思いますよー。」

とかなんとか、人がモノを買うにはなにかしらの理由や言い訳が必要。
そんなのをさりげなく話に盛り込んで後押ししてきたら、
相手はクロージング(商談成立の最終段階)に入ったと思うべし!要注意!

14)返品が保証されている

「もし気に入らなかったら返品出来ますからねー。」

ランディングページの最後の購入ボタンの前には、
たいがい返品保証が書いてありますよね。
14日間返品保証!開封後でもOK!とか何とか。

実際の返品率・解約率はすんごく低いので(だってめんどくさいもん!)、
返品保証で損する額よりも、この効果で伸びる売り上げの方が圧倒的にでかい!
だから返品保証があるのです。

いざとなれば返品すればいいか〜!なんてすぐ思っちゃう人は要注意!

15)最後はお客さんに決めさせて、自分で選んだように思わせる作戦

最後の最後で「YES(商談成立)」となる瞬間は、押しで決めるんじゃ無くて、
あくまでもお客さんが自分で決定した、納得してOKしたという風に思わせるのが、
出来る営業マンや効果絶大な広告に必ず取り入れられている手法。
なぜならこれでクレームや返品が防げるから。

なので、最後の最後で一旦あえて売る側がお客さんを突き放して、
「買ってもらわなくてもいいです」「買わないでください」的な雰囲気を出してきて、
「いやいや、もちろん買うよ!」と思っちゃったらこれ要注意!

最後の最後は一旦冷静に「これってほんとに必要か?」と自問自答が必要ですね。
『欲しいと思ったら1日待て。1日待っても欲しかったらもう7日待て。
もう7日待っても欲しかったら1ヶ月待て。そしたら要らなくなる。』
とかなんとか、これ言ったの誰だったっけ?

まとめ

ってな感じで。
いやいや、いろんな法則がありますね。
これは昔むかーし15年くらい前に営業のバイトをした時に学んだ法則。
15年経った21世紀の今でも全く同じ手法が世の中で使われまくってる事を考えると、
もうこれは人間の心理というのはそうそう変わらないという事ですよね。

とりあえずこんな法則のいくつかを知ってるだけでも、
ちょっとは賢い買い物が出来るようになるのではないでしょうか。
買い物は楽しく美しくしたいもんですね!

ちなみに先日書いた「モノを売る最強の方法が学べる本ベスト10」とは表裏一体。
売る側の心理、買う側の心理、両方を勉強するととっても世の中が面白く見えてきます。

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