いつだって考えるのはダブルダブルチョコレートのことばかり

いやいや、この曲何度聞いても泣けますね。
例によって、すかんちっていうバンドなんですけどね。
1995年まさかのラストアルバムとなった『DOUBLE DOUBLE CHOCOLATE』に収録されてる「ロビタ」。
手塚治虫のオマージュというかリスペクトというかそういうのと、
すかんち初期の名曲「恋のショック療法」のギターソロをAメロにしてしまうというところとか、
ローリーの天才的な技が凝縮されてる名曲です。

DOUBLE DOUBLE CHOCOLATE

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すかんちソニー・ミュージックレコーズ 1995-11-22

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このアルバム、オリジナルアルバムなのに2枚組という奇跡の名盤なんだけど、
ロックのアルバムを1枚だけ選べと言われたら、間違いなくこれなんですよね。2枚だけど。
無人島に持っていく1枚を選べと言われても、間違いなくこれです。2枚だけど。

当時のローリーのインタビューで、
「スタジオを1年間借りっ放しにして、朝メロディが浮かんだらメンバー呼んですぐ録音した」
「ギターは1本しか使わないし、アンプの設定もずっと一緒」
「曲なんてどんだけでも出来るから全部入れたら2枚組になった」
「曲順はマネージャーに決めさせた」
「その場でアレンジ考えて限りなく一発録り」
とかなんとか、まあどこまでほんとか分からないけど（というかうろ覚えだけど）、
これがロックなんやなーと感動しました。
ラストアルバムなのに、初期衝動溢れまくりという、最高のアルバムです。
人によっては、雑な曲を詰め込んだだけの最低のアルバムって言うかもしれんけども、
賛否両論こそロックやね。