最適が最適とは限らないね

最近、何度か前に行ったことあるはず、、、くらいな、
ルートうろ覚えの遠くの大きい公園の中の、
しかもちょっとややこしい特定の場所へ行く機会がありまして。
スマホで行き方を調べたらまあまあ距離もあるし時間もかかる。

あれ?そんなにかかるかなーと怪しく思って、細かく調べなおしたら、
実際は所要時間が半分くらいで!なんでそんなに違う?
と思ったら、それは公園内の「通路」を正しく通った場合のルートで、
しかもその通路を選ぶならこの電車でこの駅を使って、みたいな、
ちょっと時間がかかる行き方が表示されてたわけです。

でも公園ですからね、行き方はGoogleマップに出てくる通路だけじゃなくて、
公園の真ん中の広場を歩いてだって行けますよね。
ていうか、普通はそうしますよね。その方が気分いいし。
一つ遠い方の駅から降りて、真ん中の広場を突っ切って行ったら、
結果的には早く着いた、みたいな。

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この記事を書いた人:オニマガさん

名古屋の散歩案内とシンプルライフな話題をお届けしています。2013年から平日毎日更新中(最高月48万PV)。中日新聞で暮らしのコラムも連載中です。

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最適が最適とは限らないね

で、よくよく考えたら、これって逆のパターンもあって、
最短で最適な行き方が良いとは限らないというか、
あえて遠回りするとか、のんびり行くとか、そういうパターンって、
最適な答えを見つけるツールでは導き出しづらかったりしますよね。

アプリ君は知らないかもしれないけど、人間が歩く時って、
Googleマップに載ってるいわゆる「道」だけを通るとは限らないし、
最適で最短なルートを辿るとも限らない!

池があればその脇を通りたくなるし、角があれば曲がりたくなるし、
木々の色づきに気づいて立ち止まることもあるし、ベンチがあれば座るし、
カメラ持ってたら陽の当たり方や影の入り方を基準にルートを決めることもあるし、
音楽を聴きながらだったらキリのいいところまで遠まわりしちゃうし。

快速より普通列車を選ぶ気分の時もあるし、
ベビーカーの頃とかなんて、最短で混む駅で乗り換えるよりも、
一つ前の駅から歩いた方がよっぽど早い(気が楽)とか、
データには見えない部分とかも絡んできますよね。

実は「最適な答え」って、そんなに最適じゃないのよね〜!っていう。
ふと、そんなことを思った今日この頃。

より早く、より簡単に、より正しく、よりスマートに、
より端的に、より多く、より確実に、より良く、、、、
みたいな「よりなんとか」っての、あんまり過剰になるのもよろしくありませんね。
ほどよく、ってのがいいかな。

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Update:2021-04-21) by
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