シンプルにたどり着く手前には必ず複雑を通過する必要がある
シンプルって素晴らしいですね。
何が素晴らしいかって、何と言っても判断に迷いがなくなることですよね。
選択肢が一つなら、それを選べばOK。っていう。
だけど、選択肢をそのたった一つに絞るまでには、
必ず超絶複雑な状態を通過しますよね。
とりあえず全種類試す、そこから省いて絞り込んで、やっとひとつに決定。
みたいな。
シンプルにたどり着く手前には必ず複雑を通過する必要がある
ミニマリストの人とか完全にそうだと思うけど、
これが気に入ってる!っていうたった一つのモノだけを使ってるように見えて、
そこにたどり着くまでって、超複雑だったりしますよね。
これは悪い癖なのかなんなのか、
とりあえず気になったものは手当たり次第試したくなるわけで。
実際に使ってみないとわからないので、最初はひたすら無駄撃ちの連続。
自分の場合だと、カメラにレンズにコーヒー器具に調味料にキッチンツールにと、
生活のあれこれの道具で、たった一つのお気に入りを見つけるために、
あれもこれもって増えていく時期がありまして。
今まさに増えつづえけてる掃除道具
最近あれこれ試して複雑化してるのが掃除道具。
- 座敷箒
- 棕櫚箒
- コンドルの自由箒
- はたき
- ブラーバ
- ルンバからのDibea
- マキタのハンディー掃除機
- マイクロファイバー雑巾
- お手製雑巾
- 無印良品のフローリングモップ
などなど。
ロボット掃除機なのか、昔ながらの箒なのか、
その組み合わせなのか、最近は無印のモップが加わって、
どれが最適(機能性)で、最高(気分)なのかを試してます。
なので無駄に掃除道具だらけ。
でもあと一歩っていう感じ。
機能性と気分は両立しないことが多い
で、ここでいつも複雑になる時に起こる問題は、
機能性と気分は両立しないことが多いっていうことで。
- 使いやすいけど気分が乗らない
- ちょっと使いにくいけど気分は最高
だいたいはこのどっちか。
もうちょっと細かく見ると、
- かなり使いやすいけど、なぜか全く気分が乗らない
- 使いやすいけど気分が乗らない、けどまあ我慢できるレベル
- ちょっと使いにくいし気分も微妙、つまり普通レベル
- ちょっと使いにくいけど気分上々
- かなり使いにくいけど気分最高
- 我慢しなきゃ使ってられないけど、それが逆に気分最高、でもやっぱ不便
みたいに、かなり複雑。
いつもその先には、最上位の「使いやすくて気分最高」がある(はず)で、
そこにたどり着いた時にやっとシンプルになる、という感じ。
なのでシンプルにたどり着くのはそう簡単じゃないよねって話。
いや、永久にたどり着かないから良いとも言えるけど。
シンプルを極めるのは難しい!
結果だけ見れば簡単そうでも、その過程は超複雑で難しいってこと、
世の中にはたくさんありますよね。
シンプルを極めるってのも、まさに同じですね。
そんなわけで、今日もどの掃除道具がいいか、
今まさに掃除しながらこの記事を思いついて、手を止めて書いてるわけですけど、
そんな無駄なことを考えながら生活を楽しむってのが生きてるってことで、
簡単にはたどり着かないからこそ面白い、ってな話。
ブログやホームページ始めませんか?