フリーランス・自営業者のための節税を兼ねた資産運用5選
フリーランス・自営業者の人は、やっと確定申告が終わり税金が確定した頃ですが、
毎年毎年けっこう税金って高くて世知辛いですね。
これが世の中の為になってるなら嬉しい限りですが。
で、自営業やフリーランスの人には、節税にもなって将来の蓄えもできる、
というお得な制度をお国が用意してくれてるので、そんなのを絶賛活用したいですね。
ってなわけで、フリーランス・自営業者のための節税にもなる資産運用5選です。
1. 確定拠出年金iDeco(イデコ)
iDecoは毎月決まった金額を20歳〜60歳まで積立てられる個人型年金制度。
ポイント1. 掛金が全額所得控除なので、所得税・住民税が安くなる
月々の掛金は5,000~68,000円。最大年間81万6000円の所得控除になります。
ポイント2. 受け取る時も所得控除が適用される
受取り時に年金として毎月受け取るなら「公的年金等控除」、
一時金で受け取るなら「退職所得控除」が適用されます。
ポイント3. 運用期間中の配当金や売却益が非課税
配当もそのまま再投資されるので、複利で資産が増える可能性が高まります。
iDecoはどこの証券会社でも始められますが、
ネット証券の「楽天証券」か「SBI証券
」がおすすめです。
2. 小規模企業共済
小規模企業の経営者・フリーランス・自営業者が、
廃業時・退職時に受け取る退職金を毎月積み立てておく「小規模企業共済」。
ポイント1. 掛金が全額所得控除なので、所得税・住民税が安くなる
月々の掛金は1,000~70,000円。最大84万円の所得控除になります。
ポイント2. 受け取る時も所得控除が適用される
受取り時に年金として毎月受け取るなら「公的年金等控除」、
一時金で受け取るなら「退職所得控除」が適用されます。
3. つみたてNISA
つみたてNISAは、少額の長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度。
手数料が低水準の公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)で運用します。
ポイント1. 運用期間中の配当金や売却益が非課税
上限年間40万円までの積み立て投資なら、非課税期間は最大20年間(2018年~2037年)。
ポイント2. 年金じゃないのでいつでも売却できる
確定拠出年金は60歳以降の年金として、
小規模企業共済は廃業時の退職金として支払われるのに対して、
つみたてNISAは単なる税制が有利な積立て投資というだけなので、
いつでも売却ができます。
つみたてNISAもどこの証券会社でも始められますが、
ネット証券の「楽天証券」か「SBI証券
」がおすすめです。
「セゾン投信」や「ひふみ投信
」みたいな独立系の投信会社もアリ。
4. ふるさと納税
ふるさと納税はご存知、お得な寄附制度(資産運用ではないね)。
税金が安くなる上に、寄付額の3割程度のお礼の品がもらえます。
ポイント1. 寄附金控除になので、税金が安くなる。
寄付金額から2,000円を引いた額が住民税から控除されます。
ポイント2. お得な返礼品がもらえる
還元率3割程度の返礼品がもらえるのでお得。
ポイント3. 楽天ふるさと納税なら、さらに楽天ポイントももらえる
通常、楽天ふるさと納税で寄付するともらえるポイント1%に加え、
楽天スーパーセールのポイントアップ期間に納税して、楽天カード払いにすると、
なんやかんやポイント倍々で、実質負担の2000円もチャラにできます。
5. ポイント投資(インデックス投信の積立て投資)
これは節税じゃないけど、楽天ポイントを次回の買い物に使うのではなくて、
楽天証券で投資信託を買うのに使う、という資金0円のお気楽な投資法。
毎月500円以上の積み立て設定にしておくと、楽天の買物ポイントもUP。
つみたてNISAも楽天カードで支払えるので、ポイントはガンガンたまります。
それをまた投資に回す、という再投資作戦。
まとめ
ってな感じで、フリーランス・自営業者のための節税を兼ねた資産運用5選でした。
活用できるやつはきっちり活用したいですね。
ちなみにワタクシの現在の資産ポートフォリオは、
という感じのラインナップ。
それにしてもこの辺の節税投資も楽天経済圏で回っているという現代ニッポン。
いろんなものが強者に集約されていきますなぁ。