染めたがる男「簡単!コーヒー染めの方法〜染物部の第一回活動報告」
染めます!染めます!
どうも、こんにちは。オニマガです。
最近コーヒーにハマっているので、家で大量のコーヒー豆のかすが出ます。
これを活用するいい方法はないものか?ということで、
コーヒー豆の残りかすを使った染め物を作る方法を本日はここに記します。
5年ほど前に、手ぬぐいを700枚近くシルクスクリーンで手刷りするという快挙を成し遂げたので、
今回も手ぬぐいを使います。今回は控えめに50枚です。
というわけで、初めての染め物。いわゆる「コーヒー染め」に挑戦です。
コーヒー染めで用意するもの
- 手ぬぐい
- コーヒー豆のかす 約1kg
- 煮出し用のでかい鍋 5リットル用
- 大きめの段ボール 2個
- 大きめのビニール袋 4枚
- みょうばん 30g
- 豆乳 1リットル
- 絞り柄を付けるための輪ゴムや凧糸や小豆や割り箸など
ステップ1:染める布を準備
染める布にちゃんと色が染まるように下準備をします。
なんとここで豆乳が活躍します。
大きめの段ボールに2重でビニール袋をかぶせて、豆乳を投入。
豆乳1リットルだったら、水も1リットル投入。合計2リットル。
布を入れてじゃばじゃばと10分くらい漬け込みます。
これで豆乳の中のタンパク質が色素と結びついて綺麗に染まるんだって。
豆乳も成分無調整のやつで、お豆腐屋さんとかで買える濃い〜やつの方がいいそうです。
10分くらい漬け込んだら、ぎゅーっとしぼって、日陰で干します。
手ぬぐいなんでこの夏の暑さだと一瞬で乾きます。梅雨明け万歳。
ステップ2:コーヒー豆の染料を準備
コーヒー豆の残りかすを用意します。
今回2パターンやったんだけど、コーヒー豆のかす約1kgに対して、
水5リットルくらいでいいんじゃないかと思います。
この辺まだ研究が必要そうです。
濃く染めたい場合は挽きたての豆の方がいいと思うし、まあ気分で。
でっかい鍋で30分くらいぐつぐつと煮込んでいきます。
実際は全然グツグツ言わないんだけど、濃い感じの煮汁が出来上がればOKです。
出来上がったら、ざるにキッチンペーパーを敷いて濾します。
ステップ3:布に絞りを入れる
ここが一番面白い所で、アイデア勝負なポイント。
布を絞って輪ゴムで止めたり、小豆みたいなのを入れて凧糸で丸めたり、
折って縛ってみたいなのをやったり。
縛った所だけ色が染まらないので、出来上がりを想像して絞りをいれていきます。
ステップ4:布をコーヒー染料に付けて染める
絞りを入れた布を、コーヒーの煮汁に漬け込みます。
最初ボールと鍋でやってたんだけど、ステップ1のと同様に段ボールにビニール袋でやると楽です。
だいたい30分〜60分くらい漬け込みます。
ご飯食べたり、UNOをやったりして時間をつぶします。
ステップ5:みょうばんの液に漬け込んで、色を定着させる
布にいい感じに色が染み渡ったら、こっからまた一手間かかります。
ここで登場するのが「みょうばん」。
みょうばんなんて初めて使ったよ。
ビニール袋を2重にした段ボールに、
水かお湯を6リットル入れてみょうばん30gを溶かします。
だいたいみょうばんの濃さが3%〜5%くらいになるといいらしいですが、よく分かりません。
結構適当にやりました。
この液体に染めた布を30分くらい漬け込こみます。
これで色を定着させます。
ステップ6:ついに完成!
みょうばんの液に30分漬け込んだら、取り出して水洗いしながら絞りをほどきます。
いい感じで絵柄が出て来て超楽しいです。
そしてまたまた干したら完成。
全部一点物。
出来映えはいろいろですけど、なかなかいい感じに染まりました!
まとめ「思ったよりも簡単!そして綺麗に染まりますね!」
思いのほか簡単にいい感じに染まって楽しい!
ただ!今回の作業、試行錯誤のトータル10時間越えでした。こりゃ大変!
次はもっとうまく出来る気がするなー。
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