インフルエンス vs コンテンツ
発信のスタイルには、大きく分けて2つのパターンがありますよね。
ひとつは影響力やフォロワー数で広めていく「インフルエンス型」。
もうひとつは、記事やプロダクトそのものの価値で勝負する「コンテンツ型」。
どちらが良い悪いという話ではなくて、方向性の違い。
インフルエンス型はスピードや勢いで拡散していくタイプだし、
コンテンツ型はどっちかというと地道に積み重ねていくタイプ。
どちらにもメリットとデメリットがあって、
どっちを選ぶかで仕事のやり方も全く変わってきますよね。
で、ワタクシは、そのどちらかと言えば完全に「コンテンツ型」。
って話を以下に。
インフルエンスよりコンテンツ
SNSが流行り出してインフルエンサーなんてのが登場する以前からですけど、
自分はインフルエンスでの仕事はしない、と決めていて。
これはつまり、影響力とか集客力とか拡散力とかそういうやつですね。
フォロワー数勝負とか。
もっと具体的にはPR仕事というやつです。
じゃあ何をやってるかというと、
コンテンツで仕事する、という方法です。
自分で作った記事、プロダクト、ツールなどの直接販売です。
インフルエンスは長続きしないし過酷な競争に巻き込まれる
基本的な考え方というか、仕事の戦略って言ってもいいかもしれないけど、
「競争をしない」というのが最大のポイントかなーっと思っていて。
インフルエンスのような数で勝負が決まるものは、
数が多い方が勝ち、って非常にルールが分かりやすいですよね。
つまり勝ち負けがキッチリ付きやすい。
こういうのはすぐに過当競争になって、
目立つためにより内容が過激になったり、
数を誤魔化す不正の方向へ進んだり、
勝ちにこだわるとロクなことがないですよね。
一方で最初から「競争しない」という方向で考えていると、
インフルエンスでの勝負には出なくていい。
そもそも競争する気がないなら、出れないわけで。
コンテンツは影響力を活用することもできるし、影響力が無くてもOK
じゃあどうするか、ということで、
発信者の影響力とは関係ないルールで「欲しいか欲しくないか」が決まる、
コンテンツやプロダクトを中心にしたわけです。
もちろんこれにしたって、影響力はあった方がいいですけどね。
影響力があれば売れる数も多くなるのは当然ですよね。
でも、影響力が無くても売れる、というのが最大のポイント。
コンテンツやプロダクトの力で売れる。
これはインフルエンス勝負だと、いくら良いコンテンツを作っても、
再生数が少なかったら価値はないですよね。
でも、コンテンツ自体が勝負なら、たった1人が良いと思ったらそれでOK。
その人が買ってくれますからね。
より多くの人に向けるか(インフルエンス)、
たった1人に向けるか(コンテンツ)、
というのが最大の違い。
たった1人に向けたコンテンツは本当に1人だけで終わることはなくて、
同じような属性や趣味や考え方の人というのは世の中に何人もいるので、
そこそこ売れるわけです。
ブログとか文章を書くなら「1人に向けて書いた方が結果的に多くの人に伝わる」ってのは昔から言われますが、
まさにそれです。
同じ土俵に上がらない
基本中の基本として、競争しないってのは、
つまり同じ土俵に上がらない、ということですよね。
というより、自分で土俵を用意しちゃう。
一般的な物差しで見えてるのとは、土俵が違うというやつです。
ルールに合わせるより、ルールを作っちゃう。みたいな話。
どかーん!と売れたり、どーん!と沈んだり、みたいなこともなく、
ふわふわ〜っとダラダラ〜っと遊んでるだけでなんとなく生きていける、
そんな状態を続けるには、こういう感じで考えているよ、
っというどうでもいい話でした。
もちろん逆の立場なら全く逆の考え方で、それはそれで正解って話ね。
前に『ネット収益の設計図』という有料noteであれこれ書いたことの補足。かな。
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