好きなこととお金を稼ぐことを別にしてみる

人生やりたいようにやればいいだけの話なんですが、
やりたいことをやることと、生きるためにお金を稼ぐことは、
イコールの場合もあり、はたまた別な場合もありますよね。

好きなことを仕事にしてお金も稼ぐか、
お金は別で稼いで好きなことは好きにやるか、
結論はだいたいこの２択になりますよね。

どっちが良いかという話ではなく。単純に方法が２つある、という。

この記事を書いた人：オニマガさん

名古屋の散歩案内とシンプルライフなブログ「オニマガ」を、2013年から平日毎日更新中（最高月48万PV）。家族で散歩して写真を撮ってブログを書いて自由にのんびり暮らしてます。中日新聞でも暮らしのコラム「のんびりシティライフ」を月イチ連載中。

プロフィールを見る

好きなことをしてお金を稼ぐ方法

好きなことをしてお金も稼ぎたい、っていうのは、
子供の頃の夢とかの流れでもよくあるパターンで、
やりたいことと一般的な職業が結びついてるやつですね。

昔からある、いわゆる「プロになる」という方法。
写真で、音楽で、サッカーで、料理で、洋服作りで、文章で、みたいな、
好きでやってることが、世の中的に職業としても存在するので、
素直にプロになれば好きなことでお金が稼げるという仕組み。

これはなかなか簡単ではないことだと思うし、夢もありますね。
運よく、好きなことが稼ぎやすいタイプだったら、
もう何も迷うことなく思う存分やればいいですよね。
自分の場合はブログ運営は好きだし収入にもなるパターン。

お金は稼ぎやすい方法で稼いで、好きなことは好きにやる方法

一方、「好きなこと」と「稼ぐ方法」を別にする方法。
好きなことは好きなことでやりたい、それで稼げなくてもOK。
なぜなら他に収入があるから。ってやつ。

プロに対するなら、いわゆる「アマチュア」かな。

自分はどっちかというとこっちを重視してて、
お金を稼ぐのとやりたいことは意図的に分けるようにしてます。
（たまたまブログは好きなことと収入を得ることが重なっちゃってるけど、
それ以外はあえて分けてる）

なぜかというと、稼ぎやすい仕事と、自分が好きでやりたいことが、
たまたま世の中的にイコールじゃなかったら不運だから。
不運というかかなり頑張らないといけないというか難しい挑戦になる。

ただ、大前提として「稼げるけど好きでもないこと」とはちょっと違う、
というか、あくまでも興味があることや得意なことの範囲内のこと、
って感じかな。

時代によっても成立するかどうかが決まる

この２パターン、どっちがいいとか悪いとか、どっちがお得とか損とか、
なんか二項対立で考えがちだけど、
これは時代によっても変化するので、絶対こっち！って、
こだわりすぎるとうまくいかないのかなーとか思ったりします。

時代によってプロとして成り立つもの成り立たないもの、
稼ぎやすいもの稼ぎにくいもの、ってのが確実にありますよね。
自分は別にする方法を取ることが多いけど、
種類によっては、時期によっては、同じになる場合もありました。

特にこれからはAIもあるし、テクノロジーの進化も早いし、SNSもあるし、
個人の力がどんどん付いてくるし、
その反面で成果物は平均的なものでも評価されるようになるだろうし、
仕事という面からすると、プロってのがほんとに難しいと思う。
プロの中でも上位は圧倒的な力を持つけど、
中より下のプロ、みたいなのがなかなか成り立たなくなりそう。
そこは上位の個人（またはAI）に持ってかれるような。

プロの下の方と個人の上の方が交わると、必ず起こるのが「価格破壊」。
もう既にあちこちの分野で起きてますよね。
これが稼ぎにくくなる最大の原因。
価格を自由に決められるポジションにいない限り難しい。

だから逆に個人にはチャンスがめちゃくちゃある！って話。

アマチュアリズムで生きる

そんなこんなでワタクシの場合はアマチュアリズムで生きるのを方針としてます。
これは前にも書いたか。

関連記事：アマチュアリズムで生きる時代

ブログを書くのは好きだけど、ブログだけをメインの仕事にすると、
書くことで稼がなくちゃいけなくなっちゃうから、好きに書けない。
でも稼がないと生きていけないから好きなことだけ書いてるわけにもいかない。
なので、稼ぎやすいところで稼いで、書きたいことを書く方が楽ちんって感じ。

ブログ自体もすんごく収入が伸びた時期もあれば、停滞する時期もあって、
というかブログで生計が立つなんて15年前じゃ考えられなかったし、
これも時代の流れで変化するから、あんまりこだわってばっかりいると、
置いてかれるというか、脱落して続かなくなっちゃう。

なので分散させてるんだけど、その辺の話はnoteにガッツリ書きました。
ので、ここでは省略。

関連記事：『ネット収益の設計図』-無料の文章×プロダクト販売で10年売り続けた仕組みと分散設計の方法-

まとめ

ってなわけで、これからの時代ってことで考えると、
１本より２本、２本より３本、専業より複業、プロよりハイアマ、
フローよりストック、固定より歩合、短期より長期、
仕事より遊び、お金より自由時間、働くより働かない、
みたいなのが生きやすいかな〜っと思って、ワタクシはそうしてます。

そう、ワタクシはそうしてますってだけの話で、
これは全ての人にとってその人に適したものがあるはずで、
他人の意見に惑わさるのが一番ダメだよね、
って思ったり思わなかったりする今日この頃。