考える練習をしよう

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マリリンバーンズとマーサウェストンの「考える練習をしよう」っていう、
ちょっと大きい子供(小学校高学年くらいかなー)向けの絵本というか、
頭の体操的なワークブックというかちょっと変わった本が晶文社から出てまして。

これ、奥様がむかし買って気に入ってずっと本棚に並んでたんだけど、
最近、松浦弥太郎さんの「軽くなる生き方」って本を読んだら、
この本のことが出てきて、「うちの本棚にあったなー」っと読み返してみました。

元々は1985年に出た本なのでかなり古いんだけど、
こういう人間の思考に関する話は、やっぱり時代関係ないというか、
今でも面白いし、子供向けだけど、大人が読んでもとっても面白くて。

お気に入りの練習問題をひとつ紹介

中でもお気に入りな練習問題が、
我が子と2人で一緒に散歩しながらできる「なじみのブロック」問題。
観察すること・視野を広げること・注意を向けることの大事さを、
身近な散歩から再発見できる練習問題。

以下、練習問題を引用。

なじみのブロック

この問題は、友だちといっしょにするほうがよい。きみたち2人がしょっちゅう歩いている一画のことを考えてみよう。きみたちが慣れしたしんでいる街の一画。まず、2人べつべつに、そのブロックにある店や建物をぜんぶ書きだしてみる。木とか電柱とか、そのほか思いだせるかぎり何でもかきだしてみること。終わったら、2人のリストを交換する。そして、2人で実際に歩いて、相手のリストをチェックしよう。

2人ともおなじものをリストアップしていたかな?

考える練習をしよう「ぶらぶら歩くこともだいじだ」より

これなら5歳児でもできる!
ってことで、実際にやってみると、なかなか面白いです。
ふだん子どもと一緒によく行く公園・郵便局・スーパーなど、目的地を決めて、
その道中にあるものを思い出して紙に書き出してみる。
そしてすぐに散歩スタート!

思いがけず子供の方がよく見てたり、新しい発見があったり、
歩き慣れた通りでもけっこういい加減に見てるなぁ〜って。
気づきが満載。

偶然、我が子の幼稚園からも同じ課題が!

そしてなんと、たまたま偶然、我が子の幼稚園から出される課題というか、
今週はこういうのをやってみましょう!という励み表ってのがあって、
それが今回この本と同じようなやつだった!

幼稚園の課題は単純なリスト作りじゃなくて地図作り。
ってことで子供が頭で思い描いた地図を作成して、それを持って早朝散歩。
方向感覚がめちゃくちゃだったり、大人も気づいてない細かいところが合ってたり、
自分の興味のあるお店の場所とかはやたら詳しかったり。
地図っておもしろいなー。

そして思い出したけど、自分も小学生の夏休みの自由研究で地図作ったわ!

関連記事:本当に好きなことはすでに子供の頃にやっていた

まとめ

こんな調子の練習問題がたくさん載ってて、
自分の頭で考える練習になる、という面白い本。
先入観をぶち壊して、柔軟な発想ができるようになるんじゃないかなー、
ってな感じで、大人も子供も楽しめてナイスな本でした。

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