他人と比較しないことが、全ての悩みの解決策

嫉妬、ねたみ、やっかみ、憧れ、色んな感情がありますけど、
だいたいこの手の感情は「他人との比較」が原因で生まれますよね。
そしてどれもこじれると激しい負の感情になるやつ。

まずは他人を高く評価して、次に自分はそうでもないことを知り、
結果、他人へ敵意を抱くようになり、最終的には自分を苦しめる、
って流れ。

これは人生の中でなくていいんじゃないかなーというか、
なるだけ早く手放したほうがいいというか、
結論「他人と比較しない」が最も生きやすいのではないかと。

以下、そんな話。

他人と比較しないことが、全ての悩みの解決策

ってのは1000年前からいろいろな本に書かれてるというか、
哲学者とかお坊さんとか精神世界の人はみんな同じこと言ってて、
たぶん現代でも全く同じどころか、
SNS全盛の今こそまさにですよね。
SNSなんて発信する側も受け取る側も良いところだけ切り取ってるわけなので、
ハマるとそりゃ精神には良くないですわね。

で、自分の場合、10年くらい前からもうこの手の感情がほぼないんですよね。
ミニマリズムにハマると、やっぱり行き着くところは、
「今この瞬間」とか「知足」みたいなありがちな話になるんですけど、
自分の今の瞬間にフォーカスするようになると、
他人との比較ってのがスッパリ切れるんですよね。
これは自分でもびっくり。

元々そういう感情がなかったかと言えば、全然そんなことはなくて、
たぶん30歳くらいまでは比較しまくりだった気もします。

憧れは原動力に変える

自分が持ってないモノを人が持ってることを「羨ましいなー」って気持ちは、
小中学生くらいまでで終わった気がするけど、
あんなふうになりたいやりたいみたいな憧れ的な感情は20代の頃は当然ありました。

それをエネルギーにして、自分を突き動かすことで、
負の感情にならずに原動力として使ってたなーと。
自分が行動さえすればそれはいいエネルギーになると思うんですよね。
若いうちはとりあえずガンガン行ってみるのもいいですよね。

ただ憧れるだけで自分が行動しなくなると、やばいですよね。
嫉妬みたいな負の感情が強くなって、精神に良くない。
憧れは使い方によってはいいけど嫉妬はまずいぞとか、
使い分けができればいいけど、それってたぶん難しくて、
なので「他人と比較しない」っていう大元をやっちゃうのが一番簡単かなと。

人は人、自分は自分

ってのに気づいたのか、ミニマリズム的なというか、
もっと禅とか精神世界の方面が身に染みて理解できるようになったのか、
自分がやりたいことが自分の権限でできる環境になったからなのか、
それってつまり歳をとっただけの話なのか、
いつのまにか憧れもなくなり、
今は他人と比較するってことがほぼないなーと思えるようになったのでした。

ただねー、それは安定はするんだけど、エキサイティングではないのですよね。
正直どっちが良いのかよく分からないけど！