コーヒー豆を片手鍋で焙煎する方法

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コーヒー自家焙煎歴もそろそろ7年目に突入(飽きませんねぇ!)。
手網焙煎やフライパン焙煎を経て(途中、オーブンやポップコーンマシーンも経て)、
最近は家庭用焙煎機「カルディーコーヒーロースター」にハマり中。

なんだけど、ここにきて、片手鍋でコーヒー豆を焙煎する鍋焙煎をしてみました。

そしたら、これが思いのほか簡単!手網よりずっと簡単で後片付けも楽。
家にある片手鍋でできるから専用器具もいらない!たぶん一番簡単!
思い立ってから10分で美味しいコーヒーが焼きあがり。こりゃ面白い!

というわけで、以下、自宅で片手鍋でコーヒー豆を焙煎する方法をお届けします。

STEP1:生豆をハンドピック

必要な材料は「蓋つきの片手鍋」と「コーヒー生豆」。
それと焙煎後の豆を冷却するためのザル。それだけです。

とりあえずうちにあった適当な鍋でやってみたけど、
ほんとは中の状態が見えるガラス蓋の鍋の方がいいと思うし、
空焚きしても大丈夫な素材の鍋を使ったほうがいいと思います。

ちなみにコーヒー生豆はネット通販で簡単に手に入ります
アマゾンでも楽天でも買えます。
今回はちょうど家に在庫があったエルサルバドル・チャラテナンゴを。

まずは生豆をハンドピック。
欠点豆(割れてる・虫食い・カビなど)を取り除きます。

今回は超少量の生豆50gでやってみます。
焙煎後の出来上がり量は40gちょっとになる感じ。
軽い鍋なら100gとか200gとか多くてもいいと思いますが、
我が家の鍋がちょいと重めだったので最少で。

STEP2:蓋をして3分くらい蒸し焼きにする

鍋に生豆を入れたら蓋をして弱中火で点火。タイマースタート。
あまり火力を上げすぎると、表面がいきなり焦げちゃうので、
弱火と中火の間くらいですかね。

最初は豆の中の水分を抜く作業。蓋をしたままじっくり蒸し焼きにします。
30秒に一回くらいじゃっじゃと鍋を振って豆を攪拌させながら3分間ほど。
もわ〜っとした香りと水蒸気が上がってきます。

これうちはガスコンロでやってるけど、鍋焙煎ならもしかしたらIHでもいけるかも。
焙煎は直火で焼くわけじゃなくて、鍋内の熱風でふっくら蒸し焼きにするイメージ。

STEP3:せっせと煎る

3分過ぎた頃から、ほんのりシナモン色に変化しだして、
ちょっとだけいい香りがしはじめます。
ここからは鍋をもう少し頻繁に動かしながら煎り続けます。
全部の豆がしっかり満遍なく焼けるようなイメージで攪拌。

ちなみに写真撮影用に途中で蓋を開けてますが、
ほんとは途中で開けると温度が下がるので良くない、はず。
なので中が見えるガラスの蓋の鍋の方がやりやすそうですね。

STEP4:1ハゼがスタート

そして甘くて香ばしい香りがしてきたなーと思ったら、
タイマーが6分半くらいでパチ!パチ!っと1ハゼが来ました。
(50gと少ないからか、ちょっと予想より早かった)

ここからは進行が早いので、せっせと鍋を振って攪拌します。
だいたい1分半〜2分間くらいパチパチが続きます。
ポイントはとにかく焦がさず満遍なくふっくら焼くイメージで。

蓋の穴から蒸気が出るタイプなら、ずっと蓋したままでいいような気がしますが、
うちのは穴が空いてないやつだったので、煙でスモーキーにならないように、
たまに少しだけ蓋を開けて煙を排出させました(ついでに写真撮影)。

これはちょっとどっちがいいのかよくわかりません。好みの問題かも。
または50gくらいなら気にするほどのことでもないかもしれません。

STEP5:煎り止め

今回は中浅煎りくらいにしようと思ったので、
パチパチが鳴り終わるか終わらないかくらいで煎り止めにしました。
点火スタートからトータル8分半くらい。

完全にパチパチが終わって、次のピチピチ鳴りだす2ハゼまでの間が中煎り、
2ハゼ以降が深煎りって感じです。ザックリと。

STEP6:ザルに移してチャフ(薄皮)を飛ばして冷ます

火を止めたらすぐにザルに移して冷却します。
のんびりしてると余熱でさらに焙煎が進んでしまうのでここは手早く。
うちわか扇風機で一気に冷やすと簡単です。
専用のコーヒークーラーという器具もあります。

普段、うちではいつもこれ使ってます。
本格的にやるようになったら、コーヒークーラーは絶対便利です!

関連記事:家庭焙煎用コーヒークーラー(冷却器 KAKA-F001)を導入しました!

それか、豆同士が重ならないくらいの大きさのザルに広げて、
ゴミ箱の上でザルを空中で上から下にさっと動かしつつ横へずらす!
みたいな感じでやると、チャフ(薄皮)は一発でゴミ箱直行。掃除不要!

まあ50gくらいだとシャカシャカやってればすぐに冷えるので、
手で触っても大丈夫なくらいに冷えたら完成です。

ちょっと焼きムラがあるけど、途中で写真を撮ったりしながらだったので、
まあまあ良しとする感じです。
あまりに焼けてないやつ、逆に焦げちゃったやつ、
さらに欠けてるのとか中身空っぽみたいな豆は取り除きます。

そして保存瓶かなんかに入れて寝かせます。
焙煎したてはまだガスが放出しまくってるので、
1日くらいは蓋を開けたままにしておきます。

煎りたてを飲んでみました!

せっかくなので煎りたてすぐを飲んでみました。

もっこもことガスが出ます。

うまい!

と言っても、別に焙煎したてだからって美味しいわけでもなく、
数日置いてから飲む方がちゃんとコーヒーの味になって美味しいです。
でもまあ激しく若い感じのを楽しめるのも自宅焙煎ならでは。

まとめ「超簡単で楽しい&美味しい!」

という感じで、片手鍋焙煎のやり方でした。
これは手網ともフライパンとも焙煎機ともまた違う感じで、
あれこれ実験を楽しめそうです。焙煎って面白いなー。

手網焙煎よりは断然お手軽だし、掃除が不要だし、
誰でも簡単に家で美味しいコーヒーが作れると思います。楽しいよ!
お試しアレ〜。

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