【保存版】カメラ初心者おすすめ基本設定「背景がボケるおしゃれな写真を撮る設定は何モード?」
カメラを買ったばかりで「とりあえず何モードにしたらいいの?」とか、
「背景がボケるおしゃれな写真が撮りたいけど、設定方法がわからない!」という、
カメラ初心者の最初のつまづきポイントってありますよね。
先日「カメラの個人レッスンをしてほしい!」という珍しい依頼がありまして。
スマホのポートレートモードみたいなのをカメラでもやりたい、っと。
あれこれ基本設定を確認しながら一緒に撮ったりしたんですが、
その時の「とりあえずいい感じにボケる写真が撮れる設定」をここにまとめます。
フルオートから脱却する第一歩目。ここがカメラが楽しくなるかどうかの分かれ目!
というわけで、以下、背景がボケるおしゃれな写真を撮る時に、
とりあえずこれにしておけばOKというズバリな基本設定です。
カメラ初心者向けおすすめ基本設定
- モード:絞り優先(Aモード・Avモード)
- AF方式:中央1点(AFフレームが真ん中)
- AF動作:ONE SHOT(AF-S・シングルAF)
- ホワイトバランス(WB):オート(AWB)
- 測光モード:評価測光(マルチ・多点)
- レンズの絞り(F値):できるだけ「小さい」数字に
- ISO感度:オート
- シャッタースピード:オート
- 露出補正:基本は0(明暗はお好みでOK)
という感じで、無理矢理ズバリの決定版とするために、
異論反論・例外・細かい説明は完全に無視しますが、とりあえず設定は上記で決まり。
どのメーカーのカメラでもここは共通です。
とりあえずこのまま覚えてしまうというか、最初にこの設定にしちゃえばOK。
上記に出てこない設定項目はオートとか±0とかカメラ標準のままにしておけばOK。
あとは撮るだけ!
撮り方のコツ
- 自然光で撮る
- 被写体を背景から離す(被写体と背景の間の距離をとる)
- 被写体に寄ってみる
写真を撮る時は自然光で明るい時に撮るのが一番簡単です。
光が被写体に当たる方向を色々変えて撮ればいい感じの1枚が撮れます。
特に逆光・斜め後ろからの光・横からの光で撮り比べるのがおすすめ。
あとは被写体と背景を離せばだいたい背景はボケます。
さらにカメラが被写体に寄れば寄るほど背景はボケます。
で、背景をボカしたくなかったら(ボケすぎるなーと思ったら)、
全く同じ設定でF値だけ「大きい」数字に変えればOK。
F4とかF8とか大きくしていくと、奥までピントが合うようになります。
レンズ選びのコツ
- 標準レンズ:フルサイズ換算50mm(APS-Cカメラなら33mmか35mm)
- 広角レンズ:フルサイズ換算35mm(APS-Cカメラなら22mmか23mm)
基本的には「レンズ」で撮れる写真が大きく変わります。
レンズこそ命!です。
目で見たままの画角に近い感じで撮れるのが好みなら「50mm(標準)」、
もうちょっと背景込みの広い方が好みなら「35mm(広角)」。
ちなみにスマホのカメラは28mm前後くらいのさらに広く撮れる感じです。
APS-Cの35mレンズ(フルサイズ換算50mm)で撮った写真。
APS-Cの23mレンズ(フルサイズ換算35mm)で撮った写真。
フルサイズ50mmレンズで撮った写真。
フルサイズ35mmレンズで撮った写真。
フルサイズ28mmレンズで撮った写真。
ちょうどいい例の写真がなさすぎて分かりにくいけど、
単純に28mmより35mmより50mmの方がボケると思ってOKです。
そしてレンズのF値の数字が小さければ小さいほどボケると思ってOKです。
できればF1.4〜F2以下の単焦点レンズを1本買いましょう!
まとめ
いやいや、こんなの無理矢理に決定版とかにしちゃうとね、
異論反論大アリだとは思いますけど、ズバリ言い切りました。
「たったひとつだけに決め打ちするなら」という基本設定です。
初心者向けってしましたけど、実際のところワタクシも8割くらいこの設定です。
もちろん、慣れてきたら絞りとシャッタースピードとISOの関係を覚えると、
さらにさらにカメラは面白くなりますよ。
徐々にステップアップすると楽しいですね。
もうちょっと詳しく撮り方のコツなんかをまとめたnoteもあります→有料note「カフェでごはん写真をおしゃれに撮る7つのコツ」
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