20代の頃に読んで「人生の方向性」を決めるきっかけになったなぁ、と思う本6冊

最近はノンストレスでやりたいことだけやりながら、
ホワホワと生きていけてる感じなんですけど、
これって20代の頃に思い描いてた通りかもなー、
なんてふと思いまして。

その時に思い描いてたことってのは、
何かしら外部から影響を受けて形成されたわけなんだけど、
それはやっぱり本だったな!っと。
まだSNSも無かったしね。いやあったとしてもやっぱり本からだったかも。
ワタクシ、人に憧れるというのはあんまりないけど、概念には憧れるので。

そんなわけで20代の頃に読んだ本で(つまり20年遡って今思えば)、
人生の方向性を決めるきっかけになったなぁーと思う本を6冊紹介します。
本なんていつ読んでも気づきはあるわけですが、
頭が柔軟(素直とも単純バカとも言う)な若い頃に読んで衝撃を受けた本。

ロバート・キヨサキ:金持ち父さん 貧乏父さん

最初の1冊目がこれか!ってズッコケる40代以上の人も多いかもしれませんが、
なんやかんや20代の何もわからない頃に読んだらやっぱり衝撃で。
消費(浪費)と投資の違いとか、
労働者・自営業者・経営者・投資家の違いとかね、
その辺の基礎的なことを初めて知った本。

あと、このシリーズたくさん出てるのでこの本に書いてあったのか分かんないけど、
今になって一番これが役立ったなーと思うのは「減価償却」について。
確か不動産投資の税金を抑える話に出てきたんだけど、
というか自分は不動産投資はしてないけど、
普通に自営業で適法な節税を考えるなら減価償却を理解してないと、
これもうどうしようもないというか。
それに気付かされただけでも元が取れた!

ティモシー・フェリス:「週4時間」だけ働く。

週4時間だけ働く。
そんなの無理じゃない?って最初は思ったし、
この本を読んでもやっぱ無理じゃない?って思ったし、
読んだ後も実際ずっと無理だったけど、
いつしか気づいたらその通りになってた。という不思議な本。

一言でまとめると、効率よく仕事して稼いで、
人生を楽しむことや幸福度を上げる方法を考えよう、
というようなことかなー。

例えば週5日労働を週4日にしよう!(世界的な流れはイマココ)、
なんて感じだと、そうそう劇的な変化は起こらない気がするんだけど、
今の逆で週休5日にしよう!なら、これ根本から変えないと無理な話で、
そういうところから何かが生まれることってありますよね。
週4時間だけ働く、なんてもうねぇ!今の延長線上には答えはないよね。

アーニー・J・ゼリンスキー:働かないって、ワクワクしない?

このブログでは「基本あんまり働きたくない」っていうのが前提になってるんですが、
働きたくないってのは「自由な時間」を大事にするって方向性で、
仕事しないってことではないんですけど、
ダウンシフトというかスローライフというか、余暇というか趣味というか、
ちょっとした抵抗とか反逆とかも含む感じの、
人生の優先順位を自分なりに決める、というきっかけになった本。

上の週4時間だけ働くが、現状の延長線上にはないよねって話なので、
何かしら自分の中でパラダイムシフトを起こさないといけなくて、
価値観をガラッと変える参考に大いになったなぁっと。

右肩上がりの成長時代の人たちが今の世の中の基礎を作ったとすると、
そろそろ停滞時代の人たちが主役になってきてる昨今なわけで、
これから少子化&AI時代で非成長とか仕事がなくなるとか、
そもそも働かないとか価値観の変化も大きそうで、
もしかしたら今の時代の若い子の方がピンと来る話なのかもなー。

リチャード・コッチ:人生を変える80対20の法則

ご存じ、パーレトの法則ですね。
利益の80%は顧客の20%がもたらすとか、そういうやつ。
だいたい何事も「結果の8割は2割の原因による」ってことですね。

効率よく仕事するには、無理矢理にでもこれに当てはめて考えると、
ほんっと働く時間は少なくて済むようになる、っていうね。

仮に1日8時間×月20日(月160時間)働いているとして、
今の2割の労働(月32時間=ちょうど4日だね)で、
今の収入の8割が稼げるなら、さてどうしますか?

リチャード・コッチ:楽して幸福を手に入れる 80対20の法則 生活実践編

で、パレートの法則を生活に当てはめたらどうなるか、っていうのがこっちの本。
仕事よりももっと身近な話にもパレートの法則はビシバシ当てはまるわけで。
というか何でもかんでも当てはめちゃえばいいよねっていう。

生活とか日常とかで発生するあらゆることは、
8割が無駄で2割が全体の8割に貢献してるんだとすれば、
まず無駄な8割を削減(=大事な2割に集中)しちゃえば、
幸福度や自由時間は8割キープできるじゃん、っていう単純計算。
ミニマリストが好きそうな話でしょ?
(そうそううまくいかないけどね!)

C・N・パーキンソン:パーキンソンの法則

パレートの法則が出てきたら、やっぱりこっちも。パーキンソンの法則。
「用意された枠いっぱいまで中身は無駄に膨張するもんだよ」って感じかな。
超ザックリすぎるか。

例えば、仕事の拘束時間が増えればその時間いっぱいまで無駄な作業は増えるし、
会議の時間が決まってればなぜか予定時間いっぱいまで無駄な話が続くし
(さっさと終わらせて余った時間を各自有効に使う!なんてことにはならない)。
あと、収入が増えたら増えただけ支出も増えるというのもあるね
(これまで通りの支出枠で収めて余った分を投資に回す!なんてことにはならない)。
国の予算とかも同じかもね!

日常生活だと、収納家具を大きくすればいっぱいになるまで無駄なモノは増えるし、
たくさん書き込めるスケジュール帳を用意すれば、無駄な予定で埋まっちゃうし、
スマホの容量が大きいのを買えば買うほど、いらない写真で埋め尽くされるとかね、
あれもこれも法則通り!

なので人生はこの逆にすれば良い!
枠を小さくすれば、無駄な中身は減る。
無駄が減れば時間もお金も効率が良くなるわけで、
余った時間もお金も全部自由!好きなように使えちゃう!
これまたミニマリストが好きそうな話でしょ?

まとめ

という感じで、基本的にはやっぱりお金と時間の使い方。
これにつきますね。
それってどっちも学校じゃ教えてくれないもんねぇ(今はどうなの?)。

そしてジャンルも内容も関係ないような気がするけども、
よくよく考えれば全てミニマリズムやシンプルライフに繋がるという偶然。

なんだか最後の方、法則ばっかりだけど、単純に法則が好きという性格かも。
というか法則ってのは効率化と同じ意味だと思うし、
効率化ってめんどくさがるって意味だと思うし。つまりめんどくさがり屋な性格。
あと、直接繋がりがないものの共通点を探るのが人生の楽しみのひとつなので、
法則を見つけるというのは単純に人生の楽しみなわけですね。

あ、そういえば「引き寄せの法則」ってのもありましたね。
これも面白かったな(いっぱい出てるからどの本で読んだか忘れたけど)。
若干スピリチュアルな感じもあるけど。

人は自分で願った通りになるというか、すでになってるように生きろっていうか。
実際ここ20年で振り返ってみたら、その通りだなーと思うので、
やっぱり引き寄せの法則は当たってるかもなぁ、なんて。

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Update:2024-12-11) by
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