100人中100人に分かりやすく伝えることよりも、99人に伝わらないのにたった1人にはしっかり伝わった奇跡の方を大事にしたい
現代は割となんでも端的に分かりやすい説明の方がウケがいいというか、
インスタントな情報の方が広まりやすいというか、
文脈とか背景とかがややこしくない方が伝わりやすかったりしますよね。
「要点だけまとめると?」「結論から言うと?」「子供でもわかる言葉で言うと?」
「重要なところだけかいつまんで」「これだけでOK!3つのポイント」みたいな。
もちろん、分かりやすいことはいいことだと思うんだけど、
なんだかそればっかりでも面白くないなーっと。
分かりにくい方がいい、とまではいかないにしても、
ある程度ハイコンテクストなやりとりで伝わった時の感動というかね。
そういうのを大事にしたいなーっといつも思ってて。
ハイコンテクストとローコンテクスト
これたぶんSNS全盛の今の時代的にはあんまり求められてないかもしれないけど、
100人中100人に分かりやすく広く伝わることよりも、
99人には全然伝わらないのに奇跡的にたった1人にはしっかり伝わった!
分かってくれるのね!だよね!だよね!まさに奇跡!
みたいなのが起こるのがインターネットの良いところだと思ってて、
そういうのを大事にしたいなーっと思うわけです。
(やっぱりそうじゃない時代を過ごしたことがあるからなのかな〜)
つまりこれってローコンテクストよりハイコンテクストってやつで、
背景にあるカルチャーの共有とか前後関係の理解を省略しちゃうというか、
合わない人には全く合わないし、誤解が生じやすいし、
ほとんどの人にとっては意味分からん!無価値!ってなることが多いし、
簡単に言うと「分かる人には分かる」という説明放棄みたいな情報伝達の方法。
説明しすぎずに説明する(難しいか!)
でもやっぱり、何事も分かる人はいるはずで、
もし分かってくれる人がいたら、仲良くなれそうな気がするというか、
友達100人できる必要は全くないけど、
分かってくれる人が1人でも見つかったらラッキーというかね。
説明しなくても伝わる人に伝えるためには、
説明しすぎずに説明するというさじ加減が必要で、
説明しすぎると伝えなくていい人に伝わって、逆に伝えたい人には伝わらないという、
なんとも矛盾や葛藤が起こるわけで、これとっても難しいですな。
とりあえずそんな感じで生きてます。
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