ミニマル生活にはライフコストの可視化とミニマム化が最重要
前にミニマムライフコストを計算するって話を書いたけど、
ミニマル生活を送るにはライフコストのミニマム化がやっぱり必要。
そのためには家計簿ってかなり役立ちますね（今さら！）。
ミニマムライフコスト=最低限の生活費。
これは人それぞれ各家庭それぞれな訳で、
多い少ないはどっちでも良いけど（収入によるからね）、
まずはこれが見えてないとスタートもできないなーって話。
ライフコストの可視化
我が家はマネーフォワードと、奥様の手書きオリジナル家計簿を使ってて、
生活水準を収入とは関係なく一定にするように予算管理してます。
なんにも考えてないと収入が増えたら増えただけ使っちゃうのが人というもので。
パーキンソンの法則ですね。
毎月決まったお給料があって定期的に昇給していく、
ってスタイルの人は予算とか考えやすいのかもしれないけど、
自分はずっとフリーランスなので収入なんてのは増えたり減ったり、
なんなら明日からゼロかもしれない！ってな具合なんですよね。
（さすがに今は自分内ベーシックインカム的な仕組みが出来つつあるけど、
20代とか30代前半まではいつでもゼロの可能性あり！みたいな感じだったような）
いやむしろそんな感じだったからこそ、
ライフコストをミニマムにする必要があったというか。
ミニマムであればあるほど働かなくて良いしね。
いやいや、違った。
そもそも働きたくないからミニマムライフコストで生きる方法を考えて、
その結果ミニマルライフになったんだった
（逃げ切り計算機を何度も何度も叩いてね！これ分かる人は分かるはず）。
家計簿って便利ね〜！
で、ここからが本題ですけど、家計簿ってかなり便利ですよね！
使ってる人からしたら「今さら？？？」って話ですね。
自分はマネーフォワードでざっくりとした毎月の収支と、
ざっくりした費目ごとのコストが分かって、
全体資産の推移が見えればオッケーなタイプ。
10年以上前から使ってるので推移がパッとわかって便利。
奥様は元々、羽仁もと子の家計簿からスタートしてるので、
細かい予算管理をするタイプ。
「今月もう調味料費あと523円だよー。6ヶ月累計だと今マイナス1280円だよー」
「ちなみに去年の平均だとプラスで終われてるけど、12月に増えるからねー」
とかそういうの。超細かい。細かいけどなんでも聞くとスッと出てくる。
食費の中だけでも、主食費A、主食費B、副食物費、調味料費、外食費、、、
とかなんとかいくつかに別れてて、
予算生活の家計簿の方は、副食物費はさらに肉、魚、卵、野菜、豆、乳製品、
あとなんだっけ？とにかく品目ごとにも分かれてる！
これはつまりお金の管理と同時に栄養の管理もできるというシステム。
バランスよく食べてるなーとか、魚食べてないなーとかそいうのも一目瞭然。
って感じで、我が家は二つの家計簿を使って、
ライフコストの可視化とミニマム化をやってます。
予算という概念からすると、使い切って良し！みたいな意味合いに取れるけど、
どっかから持ってきた予算ならそうかもしれないけど（よくある話ね）、
自分が出して自分が使うとなると、予算は削減方向に意識が行くわけで。
余ったら次の年にたくさん使える、って発想。
その年で使い切らないと次の年は減らされる、ってのとは逆の発想。
家計簿の効果は５年目くらいから分かる！
この仕組みにして5年くらいかな。
最初の頃は意見が合わなすぎてよく論争になってたけど。
そりゃそうだ、そもそもフリーランスで収入が一定じゃないし、
収入を増やすためにはある程度支出を増やす必要もあるし、
あまり細かい話をしすぎると使いづらくもなるし、
仕事と遊びもごちゃ混ぜだし、遊ばないと仕事にならないし、
なので全体の流れだけ分かればいい！っていう自分と、
毎月一定の給料がある一般家庭向けの家計簿システムを基礎にしてる、
奥様の予算管理のやり方だと、全く正反対で。
徐々に擦り合わせていって、
途中で奥様は我が家向きの完全オリジナル家計簿を自作してレベルアップ、
やっと５年目くらいで、ちょうど良い落とし所にたどり着いたような。
今は月末に家計簿を締めたところで二人でお金の話をして、
月の収支と平均収支と資産推進を確認するっていう流れ。
両方の良いところどりができるようにやっとなってきました。
まとめ
ってな感じでミニマル生活ってのは、
ただ闇雲に生活費を抑えて節約して質素に暮らすってのとはちょっと違うし、
目的があってそれを達成するための最低限の生活費を割り出して、
それをしっかりコントロールしつつ、無駄に働かず楽しいこと優先で暮らす、
みたいな感じ。
家計簿はじめたことあるけど1年か2年で挫折したわーって人は、
実は3年目4年目くらいからがやっと家計簿のほんとのスタートかもしれませんよ。
ってことに５年目で気付きました。
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