ミニマリストの節約の考え方「生活費の月1万円カットは300万円の運用益と同じ価値」
このブログではあんまり「節約」をテーマにしたことは書かないんですが、
というのも節約って人それぞれなので、他人から細かいこと言われたくないですよね。
他人から見ると無駄でも自分には大事なこともあるし。
(つまり節約の本質は金銭面じゃなくて生き方の指針とかそういう感じ)
ただ、ミニマムライフコストを把握するために、
家計簿をつけたりとかはすごく重要視してて。
シンプルライフの基本というか。
そうすると結果的に金銭的な節約になる、ってことはあるんですけどね。
で、今回は細かい節約テクニックとかじゃなくて、
節約の効果というか隠れた大きな意味、みたいなことを考えてみたいなと。
生活費の月1万円カットは300万円の運用益と同じ価値
きょうは近所のスーパーで買い物してて、
特売のおやつ(マレーシアのお菓子定価300円が58円!)をカゴに入れた瞬間、
「これ無駄使いかな?こういう細かいのやめたら月1万円くらい減るなぁ」って。
月1万円=年12万円。
これって、いわゆる「4%ルール」の逆算だと300万円の運用益と同じですよね。
4%ルールってのは投資好きがよく言い出すやつで、
資産を年4%までなら取り崩しても30年長持ちで安心、みたいなやつ。
生活費の25倍の資産を持ってたらFIRE達成と言われる根拠みたいな。
これ逆に考えると、年間支出を1円減らせば、
その25倍の25円の資産を投資に回したのと同じ効果。
なので、年12万円(=月1万円)を節約すると、
12万円 × 25倍 = 300万円
月1万円の節約が「300万円を運用して得られるリターン」と同じ価値なわけです。
1万円を削るだけで投資口座に(気分的には)300万円増える!
しかも相場の上下と関係なくノーリスクで!
その分、働く時間を減らすこともできるし、好きなことに投資することもできる。
こう考えると、節約も悪くないよね、って気がしてきますよね。
(あくまでも机上の空論ってやつですけどね!)
月1万円カットするなら
月1万円って簡単にいうけど、実際のところ簡単でもないというか、
でもよくよく見直すと意外とやれるというか、
まあこの辺は人によるって話になるんだけど。
ワタクシの場合は、ありきたりだけど、
- 格安SIM(楽天モバイル
)へ乗り換え -3,500円
- 使わないサブスクを解約 -3,000円
- 電気・ガスのプランを切り替え -500円
- 予定外の外食を減らす -1,000円
- お出かけは徒歩か自転車にする -1000円
- コンビニへ行かない -1000円
合計 月-1万円(年-12万円)
みたいな。
ほんとありがちで基本的な節約。
節約というか固定費カットというか。
で、この辺は最初にも書いたけど、
人によって大事にしてることは違うので、
各自で勝手に考えてやればいいことですよね。それぞれの人生設計。
どれも我慢するってよりは、選び直しをするっていう感覚。
めんどくさいですよね〜選び直しって。
でも、めんどくさいことほど早くやっとけば、
後々の効果は絶大!ってのもまたあるわけで。
カットした1万円はどこへ?
1万円カットしても知らない間になくなっちゃう、
っていうのだとちょっともったい無いですよね。
これもありがちだけど。
ワタクシの場合は、
- インデックス積み立て
- 自己投資(本とか最新アプリとか体験とか)
- 普通に現金クッションとして預金
みたいな感じですかね。たぶん。
数字も大事だけど気持ちにゆとりができるものとか、
生活を安定させるためとか、個人的な成長のためとか。
それにしても、月1万円ですからね。
簡単なようで難しいようで意外とあるっちゃありますよね。
節約っていうと減らす方ばっかりなイメージだけど、
モノを減らしてお金に変えるパータンもありますよね。
不要品を売るっていう。これはワタクシもよくやります。
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まとめ
なんか長くなっちゃったけど、要点は2つ。
- 月1万円のコストダウン → 年12万円浮く
- 4%ルール換算で300万円運用益と同価値
ちょっとした考え方の転換というかね。
節約は何かを我慢したり削ったりっていうだけじゃなくて、
未来への投資とか、人生設計を見直すとか、指針をはっきりさせるみたいなイメージ。
しかもノーリスク。しかも即日、効果が確定。
ってなると、やんないよりもやった方がいいかも、くらいな気がしません?
ミニマリストの人が節約好きなのは、
たぶんみんな常にこの計算を頭に入れつつ、
金銭的メリットじゃなくて、人生について考えてるからではないでしょうかね。
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