ブログに書いてみることで、自分でも気づいてなかった考えがまとまることがある
ブログって、なんだかんだで「自分と向き合う」ツールだなーと思うわけです。
最初は「誰かに向けて情報を発信しよう!」とかなんとか思っていても、
突き詰めると「自分に対する手紙」を書いているみたいな感覚。
例えば「時間管理」についての記事を書こうとしていたとします。
頭の中では「タイムスケジュールの大切さ」を書こうと思っていたのに、
集中してキーボードを打ち始めると、
どういうわけか「無駄な時間が実は大事!」なんてテーマに変わってて。
これ、ブログに限らず長めの文章を書いてる人なら誰しも経験すると思うけど、
書いていくうちに「あれ、自分ってこう思ってたんだ!」って気づいたり。
その瞬間がめちゃくちゃ面白いですよね。
ブログを書くのって「頭の中の考えを文字に起こす」作業ですよね。
これが意外と頭の中のごちゃごちゃした思考を整理してくれて。
むしろ書かないとごちゃごちゃがほぐれないというか。
書くことで絡まったごちゃごちゃがだんだん整理されて、
書き上がる頃には「あ、これが言いたかったのか!自分!」ってピンとくる、
みたいな。
それがブログの気持ちいいところというか。
書くことで考えが見えるようになる
思考って、頭の中でぐるぐるしてて、掴みどころがないですよね。
巡り巡って消えちゃったり、自分でもよく分からなくなっちゃったり。
でも、それを一度言葉にすることで、考えが「形」になりますよね。
すると思考が見えるようになるし、修正もできるし、方向転換もできるわけで。
ブログを書く行為自体が「考える力」を引き出してくれたり。
自分の場合は10年以上このブログを続けているんですけど
(その前にもあちこちで書いてたので歴としては20年くらい!)、
そもそも「人に伝えたいことがある」ということもあるし、
単純に「趣味として自分が楽しんでいる」ということもあるし、
ブログのメリットというか楽しさみたいなのはいろいろとあると思うけど、
結局のところ、思考がまとまるとか自分の考えに気づける、
みたいなのが一番のいいところかなと。
今これ書いてるのも最初はゴール見えてませんからね。
ここらへんでだんだん結論が見えてきてる、というか、そんな感じ。
過去の自分とも今の自分とも未来の自分とも対話できる
で、まだ書きますけど、
思考が文章という形になることで、自分を一歩外から見直せるというか、
別視点から見つめ直すことができて、その結果、新しい思考やアイデアに気づく。
この辺がやっぱりブログの最大の魅力というか魔力というか。
あとブログってインターネットに公開しちゃうじゃないですか。
自分だけでこっそり書いた日記とはちょっとやっぱり姿勢が変わってきますよね。
人が読む前提というか。
そしてもっというと「未来の自分が読む前提」みたいな、
何か未来の自分に向けて対話してる、みたいな感じもありますよね。
なので、ブログを長く続けてると、
自分の中での「変化」にも気がつけるし、
単純に過去記事を読み返して何年も前の自分の考えを振り返ると、
「こんなこと考えてたのか!」 「このとき気合い入ってたなー」とか、
ちょっと人ごとみたいに思えたり。
そんな感じで、過去の自分との対話ができるからこそ、
今の自分がどう成長したのかが見えてくるし、
さらに「これからの自分はどうなっていくかなー」って未来のヒントも見えたり。
これはこないだも書いた3年後くらいにライフログの凄さに気づく、
みたいな話と一緒か。
関連記事:ブログはやっぱり超便利なライフログだなー!記録を残しておいてよかった!っと理解できるのは3年くらい後
結論:ブログは自分と向き合うツール
ブログってのはただの文章が記録されてる場所じゃなくて、
自分自身の考え方の進化が記録できる場所って感じがしますね。
これは続けないと得られないし、もちろん過去には戻れないから、
今から初めてやっと数年後に過去が出来上がるわけで、
もうとにかく思い立った時に始めるしかないってやつ。
こんなのはブログに限らず、写真とか映像だってそうだし、なんだってそうですね。
で、ブログを書くことで得られるものは、
「考えが整理できる」だけじゃなくて、
「自分でも気づいてなかった考えにまで辿り着ける」ことで、
さらに過去が積み重なると「これからどう生きたいのか」ってところまで見えてくる、
というなかなか壮大なツールなんじゃないか、という気がしてきます。
関連記事:ブログを10年続けてわかった個人メディアの重要性と今後の展望
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