Zineの作り方(中綴じオフセット印刷+DIY編)
今年は写真のzineをいっぱい作ろうと思ってて、
とりあえずいまのところ3冊同時進行で作っております。
そいで、今回のやつは家庭用インクジェットでもなく、コンビニコピーでもなく、
印刷屋さんのオフセット印刷で作ることにしたので、
その作り方なんかを書いてみます。
製本方法と予算を考える
冊子印刷で頼めば製本までやってくれるのでラクチンなんですけど、
そこはまあ予算との兼ね合いもありますから、
できるだけお安く作る方法を考えます。
A5フルカラーの20ページのzineを100部作るとすると、
冊子印刷に出せば35,000円~70,000円くらいかかります。
これをなんとか10,000円~20,000円くらいに押さえたいと思います。
方法は簡単。
A4サイズのペラを5種類刷って、自分で二つ折りして中綴じホッチキスで製本すればOK。
100部くらいならなんてことないし、自分で一冊ずつ綴じるのも楽しいです。
20ページくらいなら化粧断ちしなくてもたぶんそんなに気になりません。
化粧断ちってのは、紙を何枚か重ねて折った時に、
開いてる方が折りの分で山形にデコボコしちゃうので、
ピシャーって切り落として奇麗にそろえることね。
もちろん紙によって値段はだいぶ変わってきますが、
ワタクシ個人的に一番好きなマットコート90kgってやつにします。
最後自分で中綴じホッチキスで製本するので、
あんまり分厚くてもやりにくいし、完成後も読みにくくなっちゃうし、
かといってあんまりペラペラだとなんとも心もとないなぁ、
なんてことになるので、ここはマットコート90kgで決まりです。
予算に余裕があれば表紙だけ135kgにするとか楽しいです。メルシーマガジンはそんな感じです。
印刷データの作り方
印刷データの作り方は面付けを考えないといけないので、
サンプルを一個作って番号降って間違えないようにするといいと思います。
- 1枚目:表20-1 裏2-19
- 2枚目:表18-3 裏4-17
- 3枚目:表16-5 裏6-15
- 4枚目:表14-7 裏8-13
- 5枚目:表12-9 裏10-11
こんな感じですね。
そしてパソコンでデータを作ります。
ワタクシの場合Illustratorっていうソフトしか使えないので(厳密にはこれも使えてないんだけど)、
とりあえず入稿用データはこれで作ります。
写真はPhotoshopでいい感じに加工しておきます。
あんまり難しいことはできないので、ただ配置するだけです。
あとはロゴとかをちょっと考えてみたり。
最近は初心者向きのAffinityシリーズのアプリを利用しています→Affinity DesignerとAffinity PhotoでプリントパックにPDF印刷入稿する方法(フォトZINEを作ってみた!)
DIYで製本する
印刷屋さんから届いたら、
二つ折りしてページの順番に並べて中綴じホッチキスでパチリ。
いつも大活躍のマックスのタテヨコホッチキス「ホッチくる」が登場ですな。
ミシンが使える人はミシン綴じにしたり、パンチで穴あけて紐で綴じたりとか、
さらに上から表紙を付けたり、別のパッケージに封入したり、逆に製本しなかったり、
と、色々アイデア次第で楽しくなりますね。
こんな具合で完全DIYな手作りzineを作ってます。
楽しいよ!
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