岐阜県・関市散歩「関の工場参観日」プレツアーに行ってきました!(関牛乳・杉山製作所・志津刃物製作所)

岐阜県・関市散歩「関の工場参観日プレツアーに行ってきました!(関牛乳・杉山製作所・志津刃物製作所)」

先日、奥様と娘様と一緒に岐阜県関市へ遊びに行ってきました!

関市ではモノづくりをしてる40社以上が参加する「関の工場参観日」という、
工場見学やワークショップを毎年開催してて(2019年は11月14〜16日)、
そのプレツアーに遊びに来ませんか?っと取材依頼をいただいたのでした。

ちょうど遊びに行きたいなーっと思ってた関市(前回行ったのはなんと20年前!)、
今回は実行委員会の皆さんにあれこれセッティングしてもらって、
見て・聞いて・食べて・触って・体験して・作って、って感じで楽しんできました。
めちゃくちゃ面白かった!

というわけで、以下、関の工場参観日の提供でお届けします。

名鉄バスで名古屋から関市へ約80分!

名古屋から関市に行くには名鉄の高速バスが便利。
名古屋駅の名鉄バスセンターか栄のオアシス21から、
関シティターミナルまで約1時間20分。あっという間です。

電車で行く場合は、名古屋駅→名鉄「新鵜沼」→JR高山線「美濃太田」、
最後は長良川鉄道で「関駅」まで、っていう感じ。
または岐阜駅経由でも行けますね。電車でも時間は同じくらいかな。

長良川鉄道に乗って行くのもいいなぁーと思ったんだけど、
今回は子連れだし一本で楽チンなバスで行きました。

関牛乳で工場見学と牛乳飲み比べ、スプーン&アイスクリーム作りワークショップ

まず最初にやって来たのが、ご存知「関牛乳」。
関と言ったら関牛乳。
名古屋市内でも売ってるお店があるので結構おなじみ。

社長さんからまずは関牛乳のお話を聞きました。
元々は酪農もやってたんだけど、今は関周辺の酪農家から直送される生乳を、
こだわりの「低温殺菌」でパック詰めしているそうです。

コーヒー屋さん行くとカフェラテは低温殺菌牛乳を使ってるお店多いですよね。
風味が良くてちょっと濃厚で程よい甘さがあって。
それにしても関牛乳はパッケージのデザインが素晴らしい!

クリーンシャワー(初体験!)をブシュー!!!っと浴びて、工場内へ。
牛乳パックのストローをプシュン!ってつける機械がかっこいい!

そして、できたての関珈琲を飲ませてもらいました!
濃厚でめちゃくちゃうまい!

で、冷蔵庫に入ったり冷凍庫に入ったりで、
寒い寒い体験(子供は大喜び)をしつつ、
続いて牛乳の飲み比べ体験へ。

3種類の牛乳が出てきてブラインドで飲み比べ。
自分はどれが好みかな〜?ってのを知るための飲み比べ。

香りや味わいを真剣に飲み比べます。
「ほほ〜、むむ〜、なるほど〜」っと、うん全部美味しい!
でも割と明確な違いがあって、それは殺菌温度の違いで変わってくるそうで、
関牛乳は「65度で30分間の低温殺菌」というのがこだわり。
より生乳に近い味わい。

前に我が家でも低温殺菌牛乳と、高温殺菌の一般的な牛乳いくつかを用意して、
カフェオレに合う牛乳はどれか?ってのを実験したことあるんだけど、
それぞれやっぱり特徴が違うので、自分の好みを知るのはいいことですよね。
より牛乳が好きになるんじゃないかなーっと。

そして続いては木のスプーン作り&アイスクリーム作り体験。
岐阜といえば、山・森・木・川、ですから。
牛乳も牛が飲む水が大事、ってなことで、
一粒の雫から始まる自然の循環をテーマにした「雫空プロジェクト」の紙芝居からスタート。

そして檜のスプーン作り。
ヤスリをかけたり、顔を描いたり。
なんだか鮎菓子っぽくなってきた!さすが岐阜。

続いて、このスプーンで食べるアイスクリームを作ります。

アイスクリーム作りに使う材料は、関牛乳、砂糖、塩、氷、大小の袋。
これだけ。

あ、牛乳瓶の蓋の「取手」、これ最初に関牛乳が考えたんだって!
昔々、子供の頃は針のついた棒みたいなのでクイッ!て空けてたなぁ。

まずは砂糖の入った小さい袋に牛乳を入れてモミモミ混ぜます。

それを塩と氷の入った大きな袋に入れて、ひたすらシェイク!!!
親子でシェイク!

そしたら、はい、完成。けっこうあっという間に固まるんですね〜。
一晩くらい冷凍庫に入れておかなきゃいけないのかと思ってたけど、
5分くらいでできちゃった!

うまい!!

これ、最初の砂糖と牛乳の小さいな袋を空気多めに入れるとフワッとして、
空気抜くと固めの仕上がりになるそうですよ。
家でもやってみよーっと!

ってな感じで、関牛乳の工場参観はこれでおしまい。楽しかったー!
続いてはお楽しみのお昼ごはんです。

関といえばうなぎ!角丸でうな丼タイム

関市はうなぎがとっても有名だそうで。
そういえば町中でうなぎの看板よく見たなぁ。
で、美味しいよって教えてもらった、「角丸(かくまる)」へやってきました。

吉田観音新長谷寺の参道にあるお店で、明治7年創業の老舗。
関牛乳から歩いて2〜3分。

ってことで、さっそく登場、上うな丼。
丼の運ばれてき方がナイス!

美味しそう〜!!

いただきまーす。

うまい!
香ばしく焼かれてて、ふわふわジューシーのぷりっぷり。
一気に完食!

ってことで、ごちそうさまでした!
スーパー美味しかったー。

そしてここの参道に立って突然思い出したけど、
20年前に関に来た時は、商店街を歩いて、観音様に参拝して、関牛乳を飲んで、
それから刃物をどこかへ(ここの記憶が思い出せない!)見に行ったんだった!

続いて、鉄家具を作ってる杉山製作所へ見学しに行きます。

杉山製作所でアイアン家具と工場見学、そしてS字フック作り体験

角丸から歩いて10分、「杉山製作所」へやって来ました。
元々は車の部品を製造加工してて、今はその鉄加工の技術を使って、
オリジナルのアイアン家具や店舗用什器を製作している会社。

それにしても看板が昭和の映画館みたいでめちゃくちゃナイス!
と思ったら、本当に昔の映画の看板を描いてた人が作ったやつなんだって。

そして中に入ると超おしゃれなショールーム。ナイスギャップ!
杉山製作所は工場とショールームとショップが併設されています。

我が家には家具と呼べるモノは、ダイニングテーブルと、
DJブース兼本棚のシェルフと、仕事用スタンディングデスクしかないんだけど、
ダイニングテーブル以外は全て「鉄と木」の組み合わせの家具!ってことで、
置いてある無印良品のキッチン家電もうちと一緒だし、なんだか気が合います。

アイアンの椅子をやたら気に入った娘様は、
「次こっち座ってみて〜」「はい、写真とりまーす」
ってのを全ての椅子で延々繰り返しました。

あと壁にかかってる鉄のWall Decoがいいなぁ。
それにしても家具がどれもこれもおしゃれ!見てるだけでも楽しい!

そしてここの会社の凄いところは、ショールームの窓から工場が見える!
まさに今その隣で職人さんが作ってる!
職人to我が家、みたいな。これは買ったら愛着持てますよねぇ〜。

てことで、工場も見学させてもらいました。

鉄の棒やパイプを使って、切ったり、曲げたり、ねじったり、
職人さんが手作業で家具を作ってます。
しかもライン製造じゃなくて、職人さん一人ずつが完成まで全部手がけるそう。

あちこちで火花が飛び散ってます!

例のやつ登場!

バチバチバチッ!!!!
溶接作業も間近で見学。かっこいい〜。

そして併設のショップ「tetsukurite(テツクリテ)」の方にやって来ました。

こちらではアイアンの雑貨はもちろん、
岐阜県内の作家さんのアイテムなんかも揃ってるインテリアショップ。
ちょうどやってた「暮らしを楽しむ岐阜のモノづくり展」では、
大垣の枡屋さん「大橋量器」や、土岐の窯元「カネコ小兵」の美濃焼が並んでました。

アイアンのコーヒードリッパースタンドと一緒にディスプレイされてた、
ガラスみたいな陶器「ぎやまん陶」のドリッパーがめちゃくちゃかっこよくて、
今回は荷物多すぎで買えなかったけど、いつかゲットしたいなぁ。

そしてここでは鉄のS字フック作り体験をさせてもらいました。
鉄の棒を手の力でクイっと曲げて作るS字フック。

むぎゅー!!
結構な力がいります。
子供も超絶やりたがるけど、流石に4歳児では全然曲がりません。

できたー!いい感じ!

ってな感じで、鉄家具と工場を満喫しました。
見所満載すぎて最高だった!

そして最後は、やっぱり関なので刃物工場へ!

志津刃物製作所でナイフ作りワークショップ

最後にやって来たのは、刃物を作ってる会社「志津刃物製作所」。
「morinoki」という可愛いナイフのシリーズが人気の会社。
さっきのショップtetsukuriteでも売ってました。
ちなみにこのディスプレイの什器は杉山製作所製。

元々は海外向けのOEM刃物を作ってたのが、
女性のアイデアを取り入れて、キッチン用じゃなくてテーブルを囲む時に使う、
オリジナルのおしゃれなナイフやパン切り包丁を作ったら人気になったそうです。
もちろんど定番のや男の人向けの渋いやつとか各種ナイフもありました。

我が家も包丁を選ぶ時は、よく切れるのは前提として、
使うと気分が良くて、見た目かわいくて、軽くて、シンプルなデザインで、
愛着持てるモノをいつも探してるんだけど、こっれがなかなか無い!
このmorinokiシリーズはまさにそんな感じでナイス。

そしてここではナイフ作りのワークショップを。
自分で選んだ刃と柄を組み立てて、
自分で描いた絵や文字をレーザーで刻印できる、っていう体験。

まずは図柄を作成します。
母娘揃って真剣に描いてます。
奥様は家族3人のイラスト、我が子は何らかの物語を細かく描いてます。

そして描いた絵をレーザー用のデータ化してもらってる間に、
ケヤキの無垢材から好きな木目のものを選んでヤスリがけ。

好きな色に塗装して乾燥させます。

続いて組み立て。
刃を柄にぐいっと差し込んで、ビスみたいなやつで留めます。

トン!トン!っと。超真剣。

前にロンドンでこのワークショップをやった時は、
この下の重たい台を持って行くの忘れちゃって、
外の硬い路地でトントンやったそうです。
ロンドンの道端で日本の包丁をトントン作るワークショップ、
どう考えても面白いな!

我が子も挑戦!
初めての金槌、意外と上手!

そして組み立てられた包丁に、さっき描いた絵をレーザーで刻印。
一瞬のピカピカ!!

はい、できた!いい感じ!

ワタクシは鬼のイラストを。

ってな感じで、ナイフ作り終了。
めちゃんこ楽しかったー!
これは子供も大人もみんな楽しいですね〜。

さっそく次の日、作ったピザカッターを使いたいってことで、
子供と一緒にピザを作って食べました。
うまい!

まとめ

関の工場参観日2019

という感じで「関の工場参観日」プレツアー。
めちゃくちゃ楽しかったー!
で、こんな楽しいことが11月の本イベントの時には誰でも体験できる、
っていう感じですかね。

人気のワークショップとかは予約で埋まっちゃうらしいので、
気になる方は公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。

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