我が家のお味噌汁について熱く語ります

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我が家のお味噌汁について熱く語ります

お味噌汁。
書くだけでも美味しそうな感じがしてきますが、
我が家の食卓ではほぼ毎日の昼と夜にお味噌汁が登場します。

主菜・副菜・汁物的な、サブ的要素が強いお味噌汁ですが、
我が家ではむしろメインの扱いです。
いつでもそばにはお味噌汁。

我が家の最近のお味噌汁はどうやって作っているか、何で出来ているか。
素材を常に研究中で原価率が年々上がっていってしょうがないのですが、
本日はそれをここに記したいと思います。

まずは出汁の話から。

昆布は北海道産南茅部産の真昆布または福井県「奥井海生堂」の利尻粉末昆布

我が家のお味噌汁の基本の出汁は昆布と鰹のダブル出汁です。
たまに四国気分でいりこのパターンもあるし、
シングル、トリプルといった日もあります。
けど、王道は昆布と鰹のハーモーニー。
グルタミン酸とイノシン酸のハーモニーです。旨味成分。英語でUMAMIです。

魯山人の「だしの取り方」という書物によると、

昆布はお湯にさっとくぐらせるだけでいい。鍋の右から入れて鍋底を引きずって左からすっとそのまま取り出すくらいでいい。

とのことですが、
そこはデジタル社会日本の弊害と言いましょうか、利便性を追い求める現代人、
真昆布でちゃんとイチからやる時が多いのですが、
面倒な日は粉末も使っちゃいます。そこは柔軟に。

かつお節は静岡県焼津市「柳屋本店」の花かつお

本当のところを言うと、かつお節は、毎日自分で削ってみたい!
という願望があるのですが、なかなかそれはハードルが高い気がします。
そこはやっぱりデジタル社会日本に生きる身としては、Amazone頼りです。

ということで、最近お気に入りなのが、
柳屋本店の花かつお(500g)というやつ。
業務用でいっぱい入ってるので、どばーっと思いっきり大量に投入できます。

近所に鰹節屋さんがあればこまめに削りたてを買いに行きたいんですが、
そういえば、高松へ遊びに行った時に「丸一」という乾物屋さんに寄って、
削りたてを食べさせてもらったら、これがめっちゃんこ美味しい。
で、お土産に買って来て出汁を取ってお味噌汁作ったらスーパー美味しくてびっくり。

やっぱりこれは我が家も削り器を導入するしか無いか。
そういえば糸井重里さんも著書の中でこのオカカを絶賛してたなー。

味噌は福井県「マルカワみそ」の天然菌を使った自然栽培味噌 未来

出汁がちゃんと取れてれば、もう8割は勝ったようなものなのですが、
最後の最後、味噌で手を抜いては意味がありません。
味噌はさんざん色々試しているので、ころっころ変わるのですが、
最近は、日本で唯一(らしい)天然菌と自然栽培の原料だけで作った味噌「未来」というのを使ってます。

福井県のマルカワみそのやつ。これがうまい!
ただお値段が400gで2000円近くするので、
こりゃちょっと手が出にくいぞと言う感じなのですが、
そこはこだわりの逸品ということで。調味料はケチってもしょうがないですからね。

原料のお米と大豆は無農薬・無肥料の自然栽培のものなのですが、
さらに麹菌も天然だそうで。
自分とこの蔵に棲みついてる「天然菌」を採取して作ってる逸品。

昨今のデジタル社会日本では、味噌を作る為の麹菌は種麹屋さんから買ってて、
その種麹屋さんってのが全国に数軒しかなくって、結局は大元の菌は同じのじゃん!
ってな感じで、味噌蔵ごとの味の違いとか、地域のよる味の違いが出にくくなってるそうで。
しかもその菌は化学培養だったり遺伝子組み換えとか、最新テクノロジーで作られてて。

これってお米の生産ともほとんど同じ現象ですね。
コシヒカリ一派ばっかりになっちゃったっていうのと。

この本とか読むと、お米作りの知られざる話が詳しく載ってて面白いです。
お米って毎日食べるのに知らないことだらけ!

そんなわけで、味噌はまだまだ色んなのを試してみたいお年頃。
なんなら自家製にも挑戦してみたい気持ちはございます。

と言った感じで、原料の話で長くなってしまったので、肝心のレシピとかは省略。
そんなもんはクックパッドに載っておりますからな。

とにかく出汁と味噌と具になる野菜が美味しければ、
お味噌汁は完璧なおかず!最強のご飯のお供。

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次回は我が家のおひたしについて熱く語ります

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