答え「たった500円なのにCD(-R)音源が売れないのは、インディーズバンドがお金を稼ぐ事に罪悪感を持っているから」

2013-04-14 14.29.33

オニーッス!
どうも、こんにちは。オニマガ(@abcdefgrecord)です。

先週、こんな記事がちょっと話題になってました。

【コラム】たった500円なのにCD(-R)音源が売れない事に嘆いてるミュージシャンの皆様へ

最後にまとめられてた一言、
「本気で、それを売る事を商売として、食っていく気が無いor足りないから」
こりゃ、まったくもってその通りとしか言いようがありませんわね。

我々レベルのインディーで考えると、
商売として食っていく気があるかどうかというよりも、
根本的な所で、お金を稼ぐということに対する罪悪感があるのではないか?
と、インディーズバンドの人の発言を聞いてるといつも思ったりします。

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多くの人に聴いてもらいたいから、できるだけ値段を安くしたい

インディーズバンドの人が何かを売ろうと企んでいる時によく出る話で、
「多くの人に聴いてもらいたいから、できるだけ値段を安くしたい」
「別に儲けようと思ってるわけじゃないから」
というのがあります。

安くすると多くの人が聴いてくれるんでしょうか?
どうも、この発言からは、お金を受け取ることに対する罪悪感みたいなものを感じます。
高い値段はぼったくりの悪で、安い事が良心的で善であると。
この考え方こそが売れない最大の原因じゃないかなーと思うんです。

できるだけ高い値段をつけられる価値を持った作品を生み出したい

自分の場合、いつも大事にするポイントは、
できるだけ高い値段をつけられる価値を持った作品を生み出したい」ということです。

その価値が高ければ高いほど、結果的に多くの人が聴いてくれるはずじゃないでしょうか。
うちらのような、作る方もちょっと変人なら、買う方もちょっと変人というジャンルでは、
値段が安いからって多くの人が買ってくれるわけないもんね。

500円の価値しか無いと思ったモノを、申し訳なさそうに500円で売るからいけないんです。
10000円の価値があると思えるモノを、堂々と3000円で売るんです。
この差額が買ってくれた人が受ける利益なんです。

ファンの人が支払う金額は6倍だけど、得られるものは7000倍以上〜無限大です。
どっちがファンに喜んでもらえると思いますか?
ただ安く売ることが善だと思いますか?
より多くのお金を受け取ったということは、より多くの価値を提供できたってことですよ。

だいたい、あなたの音楽をそんな安売りしていいの?

ま、とりあえずのデモだし、お金貰うのなんだか悪いし、500円位だったらいいっか。
っていうのが見え見えの、パッケージも適当で白紙の盤面にマジックで曲名だけ書いたような、
とりあえず間に合わせでコピーしました感バリバリの手売りCD-R。そりゃいらんよね。
音楽ファンが求めてるのは、コピー商品じゃないんです。

音楽ってバンドが今まで生きて来て吸収した色々なものを、音に乗せて発信してるわけですよね。
そのバンドにしか作れないもので、他で代替できるようなもんじゃなくて、
音だけっていうよりもバンドにまつわる全ての情熱=人生というか信用を買ってるんです。
それが伝わってくるものには喜んで3000円を出します。
それが理解できない人はそもそも1円も出しません。音が鳴ってればいいのでYouTubeで十分です。

異常とも思えるほどの情熱が必要

お金を受け取るというのは金額に比例して責任も大きくなるもんですよね。
だからこそ面白いし、だからこそ放棄もしたくなるんですよね。
でも、値段をつける以上は、「絶対に損させないぞ!」「値段の10倍はびっくりさせてやる!」
というような、作品や受け手に対する異常とも思えるほどの情熱が注ぎ込まれていなければなりません。

音源を作る時の情熱と同じくらい、
パッケージ、売り方、値段、売り文句、写真、発言、立ち振舞、
チラシ、ホームページ、SNS、ファンとの交流等など、
音楽制作以外のすべてのことにも情熱を注がないと、伝わらないし、信用も得られません。
信用がないから買ってもらえません。

これを言い換えると、冒頭に出てきた記事の
「本気で、それを売る事を商売として、食っていく気」
ということなんだろうと思うわけです。
食っていくかどうかは別としても絶対に必要なものですね。

そしてそれをちゃんと伝えようという努力を放棄する言い訳の言葉として、
「多くの人に聴いてもらいたいから、できるだけ値段を安くしたい」「儲けたいわけじゃない」
が使われてるような気がしてならないわけです。
サービスとしての低価格とは話が別次元です。

喜んでお金を受け取れるようになれば売れる

本気で情熱を注いだものだったら、自分で自信を持った値段が付けられるし、
喜んでお金を受け取れるし、喜んでお金を払ってもらえると思うんです。
必要以上に安売りしようなんて思わないし、信用というのは適正価格に落ち着くし、
そのバンドの価値が分かる音楽ファンは値段が高いから買わないとかセコいことは言いません。

自らの情熱をこめて作り出した作品なのに、まるでコピー商品のごとく扱ってしまう。
これがお金を受け取ることに罪悪感を持ってるバンドマンが陥りがちな罠です。

バンドマンはもっと自信を持ったらいいのになー。
ってよく思うよって話ね。
おしまい。

あ、ちなみに3000円ってのはただの例ね。
これ根拠ないから。ただの精神論ってことで。
いくらがいいと思うかは自分で考えましょう。値段はメッセージですから。
値付けこそがモノを売る第一歩で、最も重要なポイントだもんね。


2013-04-15 | Posted in 思考・仕事のやり方
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