バンドマンのためのオフィシャルサイト開設&活用ガイド「(9) MP3音源を販売しよう!」

インターネットなんてよく分からない!というバンドマンのために、
初めて公式サイトを自分で作る&活用する方法を解説しております。
本日第9回目「MP3音源を販売しよう!」です。

全10回連載です!

  1. ドメインを取ろう!
  2. サーバーをレンタルしよう!
  3. WordPressをインストールしよう!
  4. WordPressのテーマをインストールしよう!
  5. ブログを更新しよう!
  6. ソーシャルアカウントを開設しよう!
  7. SEO対策をしよう!
  8. 推し曲を1曲だけフルで無料配信してみよう!
  9. MP3音源を販売しよう!
  10. グッズやCDを通販をしてみよう!

では、今回の分を以下よりどうぞ。

(9) MP3音源を販売しよう!

無料配信もいいですけど、同時に有料配信もすることをオススメします。
売ることやお金を受け取ることの重要性は何度も書いた気がしますが、
ここをクリアしないと、なかなか結果が大きくならないと思います。

関連記事:答え「たった500円なのにCD(-R)音源が売れないのは、インディーズバンドがお金を稼ぐ事に罪悪感を持っているから」

そして、前回の記事で無料で推し曲1曲だけフル配信するのをオススメしましたけど、
この曲ももちろん同時に有料配信します。
無料で配信してるのを有料でも配信するの?的なことを思う人もいるかもしれませんが、
チャンネルが違えば、出会うチャンスも違うので、どっちもやった方がいいです。

MP3音源の販売方法

MP3音源を販売する方法は色々あります。

  • 公式サイトでダウンロード販売
  • Bandcampでダウンロード販売
  • iTunesやAmazon MP3などダウンロード販売サイトへの登録
  • Spotifyなどサブスクリプションサービスへの登録

簡単に出来そうなのがザックリこの4つ。
細かく方法を考えてみます。

公式サイトでダウンロード販売

Gumroad

これは実は一番めんどくさいですが、売り上げは一番高くなる可能性があります。
簡単にやろうと思えば、サイトから注文を受けて、銀行振り込みしてもらって、
入金後にMP3ファイルを添付またはダウンロードURLをメールで送ってあげればOK。簡単。
PayPalでカートを作成すれば、クレジット支払いにも対応出来ます。これも簡単。

もし入金から配信までを自動化しようと思ったら「Gumroad」を使えば簡単。
Gumroadというのはダウンロード販売用の決済サービスで、
ファイルをアップして、適当な説明文と画像を用意して、販売価格を決めたら、
決済専用のURLが発行されるので、公式サイトからリンクするだけ。

例えばこんなの。(これでWordPressのテンプレート売ってます)

この公式サイトからの直接販売のいい所は、買ってくれる人と直で繋がる所。
「自分の作ったモノを人がお金を出して直接買ってくれる」という体験は、
金額以上に得られるものがあります。なのでオススメ。
これをやったことがある人は、あらゆるところでこの経験が生きてるというのを感じるはずです。

Bandcampでダウンロード販売

個人的に世界の音楽サービスで一番好きなのは「Bandcamp」なんですが、
このサービスを使えば、ダウンロード販売はスーパー簡単です。
Gumroadが単に決済システムだけなのに対して、こちらはちゃんと販売用ページも作成されるので、
試聴から販売から決済から、もう何から何まで揃ってます。素晴らしい。
ただ、当然登録しただけは売れないので、公式サイトやSNSと絡めて、ここに送客する必要があります。

iTunesやAmazon MP3などダウンロード販売サイトへの登録
Spotifyなどサブスクリプションサービスへの登録

この二つは、アグリゲーターと呼ばれる配信業者を通さないと出来ないので、
というかそれを通せば一括で世界中に配信出来るので、相当あちらこちらに広がります。
ただ、アグリゲーターとの契約ということになると、
レーベル単位でしかダメだったり、色々手続きもめんどくさくなるのですが、
海外発のサービスで個人でも簡単に使えるものがあるので、そんなのを利用すればOKです。

TUNECORE-JAPAN

TUNECORE JAPAN(日本語にも対応)

Sell-Music-Online---Sell-worldwide-on-iTunes,-Amazon,-and-More!-_-CD-Baby

CDBaby(英語のみ)

この2つが有名です。
それぞれ手数料が違うので、好きな方を選べばいいと思います。
他に国内の同じようなサービスもいろいろありますが、だいたい手数料高めなので、
海外サービスの方がオススメです。

と言う感じで、これでMP3音源が世界中で買えるようになります。
ただ買ってもらえるかどうかは、他のがんばり次第。
買ってもらうにはまずは聞いてもらわないといけないし、
聞いてもらうにはまずは知ってもらわないといけないし、
じゃあ知ってもらうには何をしたらいいか?ってことですよね。
それはこれまでにあれこれ書いて来たので、参考にしてもらったり、
各自の得意なことをやっていくのがいいんじゃないかと思います。

次回は連載最終回。
グッズやCDを販売するにはどうしたらいいか、考えてみたいと思います。
次回に続く

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