2013年TVドラマBEST 15を全力でお届けします

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都市伝説の女

どうもこんにちは。
21世紀なのにテレビ大好き人間です。

TVドラマ観てますか?ワタクシは観てます。
今年も数々の名作ドラマが生まれたわけですが、
BSとかスペシャルとかも入れると年間300本以上やってるんですよ!

今年どれくらいドラマ観たのかなーと思って数えてみたら、
最終回までちゃんと観た連ドラは全部で38本。
スペシャルとかはもう分かんないのでアレだけど、結構観てるなー。

そんなわけで、昨年に引き続き2013年ベストティーヴィードラマベスト15。
独断と偏見と愛と憎悪に満ちた、
ほぼキャスティングで善し悪しを決めてしまう無茶苦茶なベスト15です。
出演者・制作者には愛を持って敬称略で失礼致します。

15位:あぽやん〜走る国際空港

あぽやん〜走る国際空港

  • 期間:2013年1月17日 – 3月21日(10回)
  • 制作:TBS、オフィスクレッシェンド
  • 原作:新野剛志
  • 平均視聴率:8.7%
  • 脚本:関えり香、泉澤陽子
  • 出演:伊藤淳史、桐谷美玲、山本裕典、貫地谷しほり、柳葉敏郎 ほか

飛行機ものはどうにも2割増くらいで面白く感じますね。高所恐怖症で飛行機乗れないんだけど。このドラマは空港の興味ない部署に異動になった伊藤淳史演じる遠藤慶太がなんやかんやんで他のスタッフに感化されてがんばるようになって、毎回起こるトラブルをチームワークで解決するという熱血&お涙頂戴の定番もの。去年のTOKYOエアポートを3倍に薄めて片栗粉でとろみを付けた感じ。だけど泣ける。それにしても去年あたりから飛行機ものが増えて来てますね、ミス・パイロットとか。

14位:ビブリア古書堂の事件手帖

ビブリア古書堂の事件手帖

  • 期間:2013年1月14日 – 3月25日(11回)
  • 制作:フジテレビ
  • 原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
  • 脚本:相沢友子、岡田道尚、早船歌江子
  • 平均視聴率:11.3%
  • 出演:剛力彩芽、AKIRA、高橋克実、田中圭、鈴木浩介、北川弘美、トリンドル玲奈 ほか

いまいちドラマが当たらない女、剛力彩芽演じる古書店店主の篠川栞子が名作をヒントに事件を解決する推理ドラマ。ちょっとよろしいでしょうか、的な。話は面白かった気がするんだけどなー。剛力以外が地味すぎてなんの印象も残っていないのは歳のせいでしょうか。って言っても38位中の14位だからね!あとこのドラマ以降、剛力の演技が全部これとかぶってくる気がしてならないというおまけ付き。

13位:安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜

安堂ロイド〜A.I.-knows-LOVE-〜

  • 期間:2013年10月13日 – 12月15日(10回)
  • 制作:TBS
  • 脚本:西荻弓絵、泉澤陽子
  • 平均視聴率:12.8%
  • 出演:木村拓哉、柴咲コウ、大島優子、名取裕子、遠藤憲一、桐谷美玲、桐谷健太、平岡祐太、本田翼 ほか

アンドロイドで安堂ロイドとか、始まる前からヤバそうな匂いがしてて、1話見たところでこれはもう見なくていっかなぁ〜、と一瞬思ってしまったけど、我慢して2話3話と見てたらやっぱり見逃せなくなった、キムタク演じるアンドロイドが柴咲コウ演じる安堂麻陽を100年先の悪い奴らから守るという、なんというか、これ面白いの?未来なの?かっこいいの?ダサいの?というSF的ラブストーリー。いやもちろん面白かったんだけど。これ柴咲コウじゃなかったらあやうく1話で見終わってしまうところだったわ。庵野秀明がコンセプト設定協力で参加してたり、脚本はSPECとかやってる西荻弓絵だったり、演出が波多野貴文、木村ひさしだったりで制作側はなにげにビシーッと揃ってます。あと本田翼ファンは必見でしょうね。

12位:dinner

dinner

  • 期間:2013年1月13日 – 3月24日(11回)
  • 制作:フジテレビ、共同テレビ
  • 脚本:黒岩勉、田辺満、小川真、浪江裕史
  • 平均視聴率:9.5%
  • 出演:江口洋介、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア、風間杜夫、松重豊、袴田吉彦、八嶋智人、関めぐみ ほか

ドラマチックサンデーは外さないよねーなんて思ってたら、ドラマチックサンデー枠自体がこのドラマとともに終了してしまった、なぜ?江口洋介のドラマってまず面白いんだけど、これも期待通り面白かった。というか脇役含めキャスティングとストーリーが素晴らしい。イタリアンレストランで繰り広げられる、笑えて泣ける人間模様。ストーリーのテンポがとてもよくて、それで?それで?って見てたらすぐに1話終わっちゃってサカナクションのミュージックがスタート。もう終わりかーって毎回思えるドラマなんてこの時代そうそうないよ。まさに名作。なんせロケ地見学も行ったからね。

11位:最高の離婚

最高の離婚

  • 期間:2013年1月10日 – 3月21日(11回)
  • 制作:フジテレビ
  • 脚本:坂元裕二
  • 平均視聴率:11.8%
  • 出演:瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛、市川実和子、八千草薫、芹那 ほか

これはもうとにかく瑛太の演技が素晴らしすぎました。もちろん脚本も素晴らしいし、尾野真千子も真木よう子も綾野剛も素晴らしいんだけど、瑛太が素晴らしかった。あと桑田佳祐の音楽とエンディングロールの感じとか、ものすごくよく出来てたなぁ。内容は震災をきっかけに結婚してその後すぐ離婚した夫婦のあれやこれやでピューヒョロロってな感じの話です。めずらしくうちの奥様もハマったドラマ。これもロケ地見に行った。

10位:お天気お姉さん

お天気お姉さん

  • 期間:2013年4月12日 – 6月7日(9回)
  • 制作:テレビ朝日
  • 脚本:大石静
  • 平均視聴率:9.8%
  • 出演:武井咲、大倉忠義、佐々木希、壇蜜、佐々木蔵之介 ほか

武井咲×佐々木希という禁断のドラマ。そして武井咲が全然笑わない。もうそこに尽きる。天気予報で事件を解決すると言う話はとても面白いんだけど、武井咲が笑わないからなー。武井咲はもっとコメディ路線でがんばってもらいたいです。って去年も書いたな。去年は「東京全力少女」という素晴らしいドラマに当たったので第2位入賞だったもんなー。2014年はさっそく「戦力外捜査官」というまず外れない刑事ものでコメディータッチというドラマが始まるので期待です。あ、テーマ曲の関ジャニ∞「へそ曲がり」はいい曲ですね。

9位:海の上の診療所

海の上の診療所

  • 期間:2013年10月14日 – 12月23日(11回)
  • 制作:フジテレビ
  • 脚本:徳永友一
  • 平均視聴率:11.4%
  • 出演:松田翔太、武井咲、藤原紀香、福士蒼汰、荒川良々、戸田恵梨香、寺島進 ほか

外さない男松田翔太×武井咲なのに、なぜこんなに面白くない!?いや面白いから9位なんだけど、なんだかなー。フジテレビ月曜9時よ、お前はこんなもんじゃないだろう、と言いたくなるドラマ。これも武井咲があんまり笑わない役なんだよなー。脇役も豪華すぎるのに、なぜもっと面白くならない。毎回ヒロインが超豪華ゲスト(加藤あい、篠田麻里子、夏帆、瀧本美織、安達祐実、北乃きい、佐々木希、水野美紀)で一話完結で決め台詞言わせてピーヒャララという90年代か?と言うフジテレビ月9黄金のありがちな手法丸出しなんだけど、やっぱりそれが裏目に出たドラマ。こういうのってだいたいダメだよね。さんざんドラマはキャストだっていう記事をここまで書いて来てアレだけど、やっぱりドラマって脚本命だよね。それでも9位だから結局すごく面白かったってことなんだけど。あと佐々木希ゲストの回、武井咲が風邪ひいて全然出てこないっていう無理矢理ストーリー、なんか匂うよね。お天気お姉さん以来、共演NGなのか?全く絡み無しで同じ画面にたまたま写ったのがわずか2回で合計5秒くらい。勘ぐり過ぎでしょうか。そういうワイドショー的な下世話なのも含めてドラマって面白いですね。

8位:名もなき毒

名もなき毒

  • 期間:2013年7月8日 – 9月16日(11回)
  • 制作局:TBS
  • 原作:宮部みゆき
  • 脚本:神山由美子
  • 平均視聴率:9.3%
  • 出演:小泉孝太郎、深田恭子、真矢みき、国仲涼子、ムロツヨシ、岡本玲、室井滋、南沢奈央、伊藤かずえ ほか

小泉孝太郎が主演というどうにも引きが弱すぎるドラマなんだけど、宮部みゆきミステリーはやっぱり外しません。面白い。そしてご存知、いつでも演技が一緒な深田恭子。素晴らしい。前半は深キョンがメインで、後半は真矢みきがメインのストーリーになるという、なんというか落差がすごいわ。でもやっぱり宮部みゆきミステリー、ハラハラどきどき最後まで見逃せなくなってしまうのです。あと深キョンは演技よりもナレーションが素晴らしいね。

7位:独身貴族

独身貴族

  • 期間:2013年10月10日 – 12月19日(11回)
  • 制作:フジテレビ
  • 脚本:佐藤嗣麻子
  • 平均視聴率:11.4%
  • 出演:草彅剛、北川景子、伊藤英明、藤ヶ谷太輔、佛美沙子、平岩紙 ほか

北川景子主演というだけで見る価値がある、いや逆に見る価値がないとも言えるドラマ。でもやっぱり見る価値があったので第7位。北川景子は素晴らしすぎるのでとりあえずおいておいて、草彅剛のドラマってだいたいノペ〜っとした感じでそんなにビシバシ来ないんだけど、じわりと来るというか、だいたいいつもそこそこいいんですよねぇ。それよりなによりこのドラマの見所は現王園玲子役の平岩紙の素晴らしい演技ですね。特にエンディング直前の感じね。素晴らしい。ただデヴィ夫人が出てきちゃうのはちょっと違うかもなー。お金持ちを演じるのに本当のお金持ちっぽい人を使ってしまうと言うのが日本のドラマ惜しいところではないでしょうか。あと最後の最後で山Pが出て来たのもねぇ、、、北川景子×山Pって!みたいな、ゲロゲロ。

6位:空飛ぶ広報室

空飛ぶ広報室

  • 期間:2013年4月14日 – 6月23日(11回)
  • 制作:TBS
  • 原作:有川浩
  • 脚本:野木亜紀子
  • 平均視聴率:12.6%
  • 出演:新垣結衣、綾野剛、柴田恭兵、要潤、ムロツヨシ、水野美紀、高橋努、生瀬勝久 ほか

事故で戦闘機パイロットの夢を諦めて航空自衛隊の広報室に異動した綾野剛演じる空井大祐と、ガッキー演じる帝都テレビのディレクター稲ぴょんが繰り広げる感動ストーリー。って書くと安っぽいな。それにしてもこんなに泣けるドラマが近年あったでしょうか、いやありません。綾野剛、くそーお前何やってんだ!と何度思ったことでしょう。ガッキー、なぜ?なぜ?と何度思ったことでしょう。綾野剛×新垣結衣という最強キャストに加えて、まさかの柴田恭兵。渋すぎる。かっこ良すぎる。泣ける。心のベストテンでは第一位かもしれなかったけど、2013年は名作が多すぎました、残念第6位。

5位:クロコーチ

クロコーチ

  • 期間:2013年10月11日 – 12月13日(10回)
  • 制作:TBS
  • 原作:リチャード・ウー/コウノコウジ
  • 脚本:いずみ吉紘
  • 平均視聴率:9.6%
  • 出演:長瀬智也、剛力彩芽、香椎由宇、渡部篤郎、森本レオ、大地康雄、板尾創路 ほか

3億円事件には裏のストーリーがあったのではないか、という黒い闇にせまる刑事もの。それにしても長瀬智也がかっこ良すぎるわね。それだけで見る価値があります。脚本はいずみ吉紘。長瀬智也×いずみ吉紘、つまりムコ殿。名作コンビですから、外すわけがありません。それにこのドラマは音楽も良かったですね。音楽プロデュースは志田博英という人。お天気お姉さんもTAKE FIVEもやってるみたい。あと最後のテロップで「このドラマは一つの仮説である」って出るところがしびれる。しかしなぜか視聴率は低迷。剛力はなかなか当たらないなー。ちなみにBlu-ray BOXのパッケージがイカしてる。

4位:あまちゃん

あまちゃん

  • 期間:2013年4月1日 – 2013年9月28日(156回)
  • 制作:日本放送協会(NHK)
  • 脚本:宮藤官九郎
  • 平均視聴率:20.6%
  • 出演:能年玲奈、小泉今日子、尾美としのり、杉本哲太、松田龍平、古田新太、小池徹平、橋本愛、福士蒼汰、有村架純、片桐はいり、渡辺えり、薬師丸ひろ子、蟹江敬三、宮本信子 ほか

実はあまちゃんは最初の方観てなかったから、ちょっとアレなんだけど、途中から観ても全然面白かった。こんなに朝の連続テレビ小説に夢中になったのは菅野美穂主演1995年放送の「走らんか!」以来。能念玲奈は当時の菅野美穂に通じるものがあるよね。それと音楽が素晴らしかった。NHKの深夜にやってた、大友良英&あまちゃんスペシャルバンドのコンサートもすごく良かったなー。音楽っていいね。あとやっぱりキョンキョンってすごいね。

3位:潜入探偵トカゲ

潜入探偵トカゲ

  • 期間:2013年4月18日 – 6月20日(10回)
  • 制作:TBS
  • 脚本:橋本裕志
  • 平均視聴率:9.9%
  • 出演:松田翔太、松岡昌宏、蓮佛美沙子、ミムラ、伊東四朗

ワタクシ好きな俳優3人選べって言われたら、堺雅人、長瀬智也、松田翔太と来るので、文句無しの3位入賞。松田翔太演じる探偵トカゲがあらゆる事件に潜入するというスパイもの。なんというか刑事物はだいたい面白いよねっていうくらいな感じで。松岡昌宏演じる寺島との因縁というか男のアレ的なストーリーもあったりで、全話通して面白く観れます。しかしなぜか視聴率は低迷。蓮佛美沙子は二枚目役が似合うね。

2位:半沢直樹

半沢直樹

  • 期間:2013年7月7日 – 9月22日(10回)
  • 制作:TBS
  • 原作:池井戸潤『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』
  • 脚本:八津弘幸
  • 平均視聴率:28.7%
  • 出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、滝藤賢一、笑福亭鶴瓶、北大路欣也、香川照之 ほか

今年民放で一番話題になったドラマなので解説不要ですけど、やっぱり堺雅人は外しませんね。そう、ドラマってやっぱりキャストで決まるよね。脚本が素晴らしいのは言わずもがなで。って結局どっちなの。それにしても相棒の伊丹刑事って他のドラマで見ると違和感あるよね。あとこのドラマは上戸彩の演技が素晴らしかったなー。

1位:泣くな、はらちゃん

泣くな、はらちゃん

  • 期間:2013年1月19日 – 3月23日(10回)
  • 制作:日本テレビ
  • 脚本:岡田惠和
  • 平均視聴率:10.2%
  • 出演:長瀬智也、麻生久美子、丸山隆平、忽那汐里、薬師丸ひろ子 ほか

いや、やっぱり今年の第1位はダントツで「泣くな、はらちゃん」でしょう。外れるわけが無い日本テレビ『土曜ドラマ』ジャニーズ枠はやっぱり今年も最強でした。麻生久美子演じる越前さんが書いた漫画の世界から飛び出して来た、長瀬智也演じるはらちゃんとその仲間達との泣けるファンタジー。いやー泣けたわ。それにしても長瀬智也は強し。やっぱり外しません。そして歌も良かった、「私の世界」。このドラマやってる期間はいっつも歌ってたわー。というかあの歌聞くだけでホロッと来るね。薬師丸ひろ子は今年大当たりですなぁ。

以上、2013年TVドラマBEST 15+αでした。
シリーズもの(リーガルハイ・都市伝説の女・ガリレオ・相棒)は面白いに決まってるので、
今年はランキングからは省きました(だって実質ベスト10入りだもん)。

しかし、こんなくだらない記事を書くのに4時間もかかったわ!
2014年もTVドラマが楽しみですね〜。
最近はネットのオンデマンドでも見れるから、見逃したやつは見ちゃえばいいよね。

見逃したドラマはネットで見れるよ!

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